社会人になると、新しい知識を身に着けるのも一苦労ですよね…。
会社の仕事の関係で知識が必要になったけど、やったことないから分からない、どうしたらいいか分からない状態になることもありますし。
私は20代後半になってから初めてプログラミングを学び始めたのですが、当時は情報も少なく、自分にとってどんな手段が最適なのかも分からず、エンジニア転職を目指して転職活動をした結果、貧乏くじを引いて何もかも失う経験もしました…(辛い)。
目次
何故プログラミングを学ぶのかを明らかにしよう

いきなりですが、超重要トピック。それはなぜあなたはプログラミングを学ぶのかです。
学ぶ理由次第で取るべき選択肢は変わる
この「何故」が重要である理由は、プログラミングは学習目的によって取るべき最適な手段・方法が変わるから。なので、ここをしっかりと明確にすることが非常に大切になります。
人によっては、そもそもプログラミング学習が必要ない(学習優先度が低い)ケースもありますし。。
明確な理由がなければ100%挫折して時間とお金を失う
Udemy、最近サボりがちになってきた。まあ本当に勉強しようと思って買ったわけじゃないし、当然と言えば当然かもしれないけど。いつでもどこでも勉強できるってメリットなんだけど、カッチリ前に進むためにはいつ、どこで勉強するかをルール化した方がいいような気がしている。
— 荘加 大祐(Daisuke Shoka) (@DaisukeShoka) September 19, 2017
また、学ぶべき理由が明確でないと学習の継続が困難です。
特に社会人の場合、学生と異なり可処分時間が圧倒的に少ないため、残された時間の中でいかに効率よく学習するかが大事になります。
更に、自分は「何のためにプログラミングを学ぶのか」を、相当明確にしなければほぼ間違いなく挫折します。そして投資した時間とお金を失う結果に。。
こんな風にゴールや目的がはっきりしていれば、どこまで頑張ればいいかが見えてくるので、学習継続しやすくなるのではないでしょうか。
社会人がプログラミングを学ぶ理由【主なもの3つ】
プログラミングを学びたいと考える社会人の主な学習理由・動機は、大きく分けて次の3つになるのではないでしょうか。
- 教養として身につけるため
- 仕事上の知識として身に着ける必要があるため
- 未経験からエンジニアへとキャリアチェンジするため
上記の①、②、③について、それぞれ見ていきます。
1.教養として身につけるため
こうした質問のような、テクノロジーのそもそもを知りたい人がこれに当たります。
まさに、ITとかテクノロジーが全く未経験という人ですね。
こういう人たちは、プログラムがどういうものか、どうすると動くのかといった、ITの分野について広く浅く理解し、かつ基本的なロジカルシンキングを会得できれば十分に理想です。
2.仕事上の知識として身につける必要があるため
最近めっちゃ思うんだけど、社内にデザイン、システム、マーケティングに関する部署や有識者いないと結構これからの時代キツイなって感じる。
年々Webやマーケティングも複雑かつ要求ハードル高くなり、デザインも信頼性の判断要素になりつつ、プログラムの知識ないと判断できないものも増えすぎ!
— カッシー@フリーランス・クリエイターの駆け込み寺 (@strive) 2019年7月10日
自分でプログラムを書かなくても、仕事上においてプログラムやシステムの知識がどうしても必要になるケースです。
主にシステム開発会社の営業さんや、エンジニア・クリエイターに特化した転職サービス関係者、制作・開発会社のWebディレクターなどが該当するでしょう。
実は、この層は実際に知識を身につけないと本当にプロジェクトが回らない、なんてことも起こりうるので、かなり深刻だったりします。。
この場合、エンジニアやマーケターといった専門職と、専門領域に関する会話ができないと、それこそ話になりません。
なので、教養として学ぶケースよりも、更にワンランク、ツーランク専門的な内容に触れるため、より深いレベルでの学習・勉強が必要になります。
なので、転職するとまではいかなくても、技術の基礎的な部分から多少実用的、実践的なことまで理解を深める必要があります。
3.未経験からエンジニアとしてキャリアチェンジするため
第二新卒やフリーターから正社員のエンジニアを目指す人も、最近では結構増えてきましたよね。実際エンジニアって単価高いし。
お分かりだと思いますが、これが1番大変です。先程の2つとは別次元の難易度。。
しかし、転職に成功して実務経験を数年積み、フリーランスとして独立もできれば収入は大きく伸ばせますし、転職してプロジェクトマネージャーやITやコンサルを目指したりもできます。
長期戦になりますが、少なくともスクールで払った費用は十分ペイできます。
HTML/CSSを使ったページコーディング、WordPress(PHP)を使ってWebサイトを作れるとか、PHPやPython等のサーバーサイド言語、サーバーの仕組み・構築ができるといった、ITの専門知識を駆使して開発ができるなど身に着けるべきことは本当にたくさん。
不況時には企業も人材の質を重視するため、ポテンシャル採用の門戸は狭くなるなど、並大抵の難易度ではないことは把握しておいてください。
目的別プログラミング学習方法はこれだ!

それぞれの目的別に最適なプログラミング学習方法をまとめました。
教養として身につける場合は書籍&独学でOK
教養程度であれば、独学で十分OKです。
基本的には、IT・プログラミング入門者向けの書籍と、Google検索を駆使していけばどうにかできます。
書籍で勉強するのが難しければ、プロゲートやドットインストールなどのWebサービスを使ってみてもGoodいいでしょう。
仕事で必要な場合も独学でカバーできる
実はこれも、独学で大丈夫です。
ただ、人によって学ぶべき専門分野があるはずなので、必要なところをしっかり抑え、優先度が低いところは後回しにするなど工夫が必要です。
具体的には今の自分の仕事で扱ってる分野の専門書を手にとってみたり、実際に職場の人で話ができる人がいれば教わるのもありです。
人によっては、有料のWebサービスやオンラインスクールを検討しても良いでしょう。
代表的なところでいえば、テックキャンプ プログラミング教養
しかし、ただでさえ時間が限られているのにも関わらず、仕事の後にスクールへ通うとなるとお金も労力も相当な負担になるため、注意が必要です。
未経験からの転職はスクールの活用を検討せよ
この場合、基本独学は厳しいです。特に未経験の場合はなおさら。
お金もは掛かりますが、転職支援が手厚いスクールを活用するのが安全です。
その理由は、プログラミングの習得は当然のこと、そこから更に転職活動を行い内定につなげる必要があるためです。業界未経験の人がこれをやるのは、正直ハードルが高すぎます。
身近に余程優れたメンター(先生のような存在)に出会うことができなければ話は変わってくるかも知れませんが、こればかりは運要素も絡みますのでなんとも…といったところ。
未経験からエンジニアになるならば、入社後に研修体制がしっかりしている(わからないところを質問できる、落ち着いて一定期間学習に取り組める等)組織でない限り、失敗します。何を隠そう、かつての私がそうだったから涙
▼プログラマー転職に失敗して人生転落した話

また、実際にスクールでは過去に何人もの受講生を転職に導いた実績もあるため、未経験からの転職に関する知見もノウハウもたくさんあります。
多くのスクールでは無料体験や相談会も行っているので、学習・転職活動の進め方やIT業界に関するお話も聞けます。これらを積極的に活用するのが良いでしょう。
代表的なサービスとしては、TECHCAMPエンジニア転職


まとめ:限られた中で効率よく学ぶことが重要
今回のまとめです。
- 教養として学ぶなら独学でOK
- 仕事上の知識を得るなら、独学+αで必要なものを身につける
- 未経験からの転職は、お金をかけてサービスに頼ることも検討
社会人の場合、時間もお金も限られているため、いかに効率よく学べるかが重要になります。
知識を身につける程度であれば、今の時代は独学でも十分到達できるので、無理しない程度に楽しく続けられることが大事になってきます。
エンジニア転職を考えるならば、まずは転職支援付きのスクールで開催されている無料相談会に参加してみることをオススメします。
プログラミングスクールの場合、サービス対象者が20代限定であったり、転職保証がついてるのが20代までと年齢による制約があるので、お早めの相談された方が良いでしょう。
▼未経験からエンジニア転職を狙えるスクール


結論から言うと、未経験からでもエンジニアになれます。
エンジニアは元々専門的なスキルがないとなることが難しい職業ですが、現代においては、プログラミングを学習できる環境が大分整ってきました。
中でも、エンジニアへの転職支援も想定したIT・プログラミングスクールも多数あるので、これからエンジニアへとキャリアチェンジしたい人にとっては朗報と言えるでしょう。
詳しく記事にまとめましたので、是非チェックしてみて下さい。