この記事は、ポテパンキャンプとTechAcademy(テックアカデミー)の2つについてどう違うのか、自分はどちらが向いているのかを知りたい人向けの内容になります。
- 未経験からエンジニアに転職したいけど、どうしたら良いかわからない。
- テックアカデミーというスクールが良さそうだけど、ポテパンキャンプも気になる。
- ポテパンキャンプって難しそうと言う声があるけど、大丈夫かな…?
当記事が、上記のような悩みを持つ人の解決になれば幸いです。
Webエンジニア多数輩出!
目次
ポテパンキャンプとTechAcademy(テックアカデミー)比較一覧表
早速、ポテパンキャンプとテックアカデミーの2つを、以下の表にまとめてみました。
忙しい人は、この表だけでもチェックしていただければと思います。
項目 | ポテパンキャンプ | TechAcademy[テックアカデミー] |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ポテパン | キラメックス株式会社 |
学べる内容 | 概ね以下の通り
| コース内容による
|
費用(税別) | コース内容による
| コース、学習期間による
|
延長 | ◯ | ◯ |
学習形態 | 完全オンライン | 完全オンライン |
対応エリア | 全国 | 全国 |
受講期間 | コースによる
| 概ね以下の通り
|
コースの数 | 2種類 | 25種類(単体コースのみ) |
メンター | 現役のエンジニア | 現役のエンジニア/クリエイター |
特筆事項 |
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こんな人におすすめ |
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公式サイト | ポテパンキャンプ | TechAcademy(テックアカデミー) |
ポテパンキャンプとテックアカデミーは、どちらも完全オンラインのスクールであること、どちらもスパルタな内容である等、いくつか共通する点があります。
しかしそのコース内容や料金、学習期間、卒業後のイメージは結構異なるため、詳しく深堀りしていきますね。
その1.コース内容(学習内容)
まずポテパンキャンプについて。ポテパンでは、次の2つのコースがあります。
【ポテパンキャンプの主なコース】
- Webアプリケーションコース:教養、スキルアップとしてプログラミングを学ぶ。
- Railsキャリアコース:Webエンジニアへの転職を前提としてプログラミングを学ぶ。
最もメジャーなのは、はじめからWebエンジニアへの転職を狙えるRailsコースですね。
IT/Web業界の中では認知度が高い企業に所属する、現役のエンジニアから指導が受けられるため、非常にシビアな反面、他のスクールよりも実力は間違いなく身につくでしょう。
もう一つのWebアプリケーションコースは、転職目的ではなく単純にスキルアップや教養としてプログラミングを身につけられるため、間口の広いコースと言えます。
一方でテックアカデミーですが、こちらは全部で20以上のコースがあります。代表的なところだと、次のようなものがありますね。
【テックアカデミーの主なコース】
- Webアプリケーションコース:Rubyを使ったWebアプリ開発を習得
- フロントエンドコース:JSを使ったフロントエンド技術を習得
- Webデザインコース:PsやAiを使ったWebデザインを習得
- WordPressコース:WordPressサイトの構築全般を習得
- 動画編集コース:PremiereProを使った動画編集技術を習得
テックアカデミーの方は、様々なコースが存在しています。
そのため、自分が学びたい内容によって好きなものを選ぶのが良いでしょう。
その2.料金
ポテパンキャンプの料金体系は次のとおりです。
【ポテパンキャンプの料金体系】
- Webアプリケーションコース:¥200,000
- Railsキャリアコース:¥400,000
一方でテックアカデミーは、受講期間の長さによって料金が決まります。
【テックアカデミーの料金体系】
- 4週間:¥149,000(社会人)/¥129,000(学生)
- 8週間:¥199,000(社会人)/¥159,000(学生)
- 12週間:¥249,000(社会人)/¥189,000(学生)
- 16週間:¥299,000(社会人)/¥219,000(学生)
- TechAcademy Proの場合(12週間):一律¥298,000
どちらも、期間内に学習が終わらない場合は追加料金を払うことで期間の延長が可能です。
とはいえ、できることなら延長しないに越したことはないので、計画的に学習をすすめるか、テックアカデミーであれば期間に余裕を持って申し込みすることを推奨します。
その3.受講期間
ポテパンキャンプは、受講するコースによって、学習期間が変わります。
【ポテパンキャンプの学習期間】
- Webアプリケーションコース:2ヶ月(目安学習時間は180時間)
- Railsキャリアコース:5ヶ月(目安学習時間は400時間)
テックアカデミーは、すでに料金体系の欄で明らかになっていますが、もう一度まとめます。
【テックアカデミーの学習期間】
- 4週間
- 8週間
- 12週間
- 16週間
- TechAcademy Proの場合:12週間のみ
いずれのコースも最短で4週間、最も長くて16週間となっており、お好みの期間を選ぶことができます。
ただし、エンジニア転職コースについては、12週間のみとなっているので要注意です。
ポテパンキャンプはこんな人におすすめ!
比較を踏まえて、ポテパンキャンプはどういう人におすすめか以下にまとめました。
【こんな人におすすめ】
- 学習期間中はキツいことがあっても大丈夫な自信がある
- WebデザインやWeb制作ではなくWebアプリ開発をしたい
- 転職直後でも少しでも高い年収のエンジニアを狙いたい
- 自社開発の現場(事業会社)の社員として働きたい
- ゆくゆくは渋谷のスタバや在宅で場所を選ばず働きたい
数あるスクールの中でも特に転職に特化したスクール
ポテパン卒業生です
転職まで考えているのなら、
ポテパン1択だと思いますよなぜなら、自社開発企業にかなりの
高確率で転職できるからこれは他スクールには無い大きなメリットです
もし自分がまた1から学び直すとしても
ポテパンを選びますよ😌— SHIMI @Webエンジニア×ブロガー (@shimi2005) June 17, 2020
ポテパンキャンプは転職に特化したスクールであり、何よりも最大の特徴は、未経験からでも自社開発企業への転職を実現できることです。
多くの転職系プログラミングスクールの場合、自社開発の企業ではなく、SES企業への就職が一般的です。
SES企業でもスキルアップは可能ですが、中には悪質な会社もあるため入る会社や運に左右される側面はどうしても否めません。
それに対して自社開発企業であれば、実務はシビアな一方で、その会社のエンジニア社員として就業できるので現場を転々とすることもありません。
スパルタな代わりに転職後は即戦力として活躍が期待できる
プログラミングスクールのポテパンキャンプに話聞きましたがリニューアルで進捗管理(初月は毎週面談で進捗管理)が手厚くなった一方転職成功での受講料全額返金制度は廃止。
話聞いて再確認しましたがグノシーや楽天の現役エンジニアからきめ細かなコードレビューもらえるのは依然大きなメリットですね— 若旦那 (@Do9odyoxMHd4OHI) October 21, 2020
ポテパンキャンプが自社開発の企業へ転職できるのは、何よりもそのカリキュラムの難易度にあります。
ポテパンでは、現役エンジニアによる容赦ないコードレビューを行うことで、実務で通用するコードの書き方等を徹底指導しています。卒業生をして「現場よりも難しい」と言わしめるレベルという噂も。
ネットの情報を見る限り、自社開発の会社に就職するならポテパンが一番コスパも効率も良さそうですね。
ポテパン経由で転職できると全額キャッシュバックなのも良い。
Rubyエンジニアになるならポテパンですね。#プログラミング学習 #ポテパン #ポテパンキャンプ— NaOki🍊アドレスホッパー (@naoki8898) March 21, 2019
そして何より、テックキャンプエンジニア転職等と比較すると、明らかに料金がお得な面も強みです。
未経験からエンジニアに転職したい、かつ良い企業に就職したい、かつお金にあまり余裕がない、という人はポテパンキャンプが最も有力な選択肢と言えるでしょう。
Webエンジニア多数輩出プログラミングスクール
TechAcademy(テックアカデミー)はこんな人におすすめ
続いて、テックアカデミーについてもまとめました。
【こんな人におすすめ】
- ITが全く未経験の状態からでもエンジニアになりたい
- Web制作、Webデザインを学びたい
- Web系や業務系等に特にこだわりがなく、まずはエンジニアとしてキャリアの基盤を作りたい
- 学習期間中はメンターによる管理やサポートが欲しい
- 自分のニーズを満たすコースを選びたい
コース数が多く多様なニーズに応えられる
TECHacademyに申し込みしようとしてるんだけど申し込みするコースに迷いすぎてる🤔
WebデザインとWordpressのセットをとりあえず勉強してその後に動画編集を学ぼうかなあ。やりたいことが多い🥺
どっちかにした方がいいんだろうけど、やりたいことはとことんやろう。時間もあるし— ふわふわ (@pho_0707) January 25, 2020
テックアカデミーは何よりもコースの種類が豊富です。そのため、
- PHPを学びたい
- 動画編集を学びたい
- WebマーケティングとWebデザインを学びたい
など、様々なニーズを満たすことができます。
一方で、自分は何を学ぶべきなのか、どのコースを選ぶべきなのかを迷ってしまうという側面もあります…。
ですが、現役エンジニアに無料相談もできますし、それぞれのコースで無料動画を視聴できるので、事前にある程度調べることは可能になっていますね。
初心者でも体系的に学習ができる
テックアカデミー で勉強してみて、今まで実務で勉強してきたことは意外と活きていることが分かった。
ただ、スクールでは体系的に勉強できたり、ポートフォリオとして使えるアウトプットが出来るように設計されているので、プログラミングや転職活動の加速化のためには間違いなくおすすめですね😌
— れい@TOEIC900点超えエンジニア (@memomaruRey) October 23, 2020
テックアカデミーは、担当メンターに学習進捗を管理してもらいながら、期間内にカリキュラムをこなします。そのため、独学で進めるよりも非常に効率よく技術を学ぶことができます。
期間は4週間、8週間、12週間、16週間の4つから選べますが、4週間は正直シビアなため、8週間以上で申込むことを推奨します。
延長もできますが別途費用が発生してしまうため、ゆとりを持って学習期間を持つ方が落ち着いて学習できますね。
まずは何から初めたら良いか、どの言語を学ぶべきか分からないという人は、まず現役エンジニアによる無料相談を利用することをオススメします。
未経験からJavaエンジニアを目指せるTechAcademy Proも
また、自分はエンジニアになりたい!という意思がすでになるならば、未経験転職に特化したTechAcademy Proも選択肢に入るでしょう。
TechAcademy Proは、未経験からエンジニア転職をサポートする特別クラスであり、多くのスクールがRubyを教える中で、ここでは業務系プログラムによく使用されるJavaを習得します。
レバテックの調査によると、最も求人需要が多い言語はJavaと言われているため、未経験からエンジニアを目指すならば、Javaの習得は現実的な選択肢と言えます。
ポテパンキャンプと比較すると入社できる会社の質は異なりますが、最も需要が多いとされるJavaを使ったカリキュラムのため、未経験でも転職を実現しやすいといえますね。
最後に:どちらでもエンジニア転職は狙えます
ポテパンキャンプとテックアカデミー、それぞれ特徴が異なるサービスではありますが、未経験からエンジニアへの転職を考えるなら、どちらでも実現は可能です。
ただポテパンキャンプとテックアカデミーでは、転職後のキャリア(狙える転職先)が異なるため、どういうキャリアを歩みたいかに合わせてスクールを選択するのが良いでしょう。
よくわからないという人はそれぞれの無料相談サービスを利用して、実際に質問して確かめてみることをオススメします。
Webエンジニア多数輩出!

結論から言うと、未経験からでもエンジニアになれます。
エンジニアは元々専門的なスキルがないとなることが難しい職業ですが、現代においては、プログラミングを学習できる環境が大分整ってきました。
中でも、エンジニアへの転職支援も想定したIT・プログラミングスクールも多数あるので、これからエンジニアへとキャリアチェンジしたい人にとっては朗報と言えるでしょう。
詳しく記事にまとめましたので、是非チェックしてみて下さい。