この記事は、ポテパンキャンプとテックキャンプエンジニア転職(旧テックエキスパート)
結論から言うと、どちらもエンジニア転職(特に東京のWeb系エンジニア)を目指す人に向いてるサービスですが、細部はだいぶ異なります。
それぞれどう違うのかをまとめました。スクール選びの参考にしていただけると幸いです。
本気でRailsエンジニアになるなら!
目次
ポテパンキャンプとTechAcademy(テックアカデミー)比較一覧表

項目 | ポテパンキャンプ | テックキャンプ エンジニア転職 (旧テックエキスパート) |
---|---|---|
運営会社 | 株式会社ポテパン | 株式会社div |
学べる言語 |
|
|
費用 (税込) |
|
|
学習期間 |
|
|
延長 | 可 | 可 |
学習形態 | 完全オンラインのみ | オンライン、オフラインともに対応 →テックキャンプエンジニア転職オンラインスタイル |
対応エリア | 全国 |
|
サービスの 特徴 |
|
|
転職支援あり |
ポテパンキャンプとテックキャンプエンジニア転職の2つを比較すると、同じエンジニア転職でも詳細はだいぶ異なりますね。
それぞれの違いについて着目してみました。
ポテパンキャンプとテックキャンプの大きな違い
ポテパンキャンプとテックキャンプの大きな違いは、次の3つにあります。
その1.料金とコースの種類
ポテパンキャンプとテックキャンプの大きな違いとして、まず受講料金があります。
ポテパンキャンプは、WebアプリケーションコースとRailsキャリアコースの2つで、それぞれ料金が異なります。
【ポテパンキャンプの受講料(税込)はこちら】
- Webアプリケーションコース:¥220,000
- Railsキャリアコース:¥440,000
※いずれも一括支払い時の金額(総額)
Webアプリケーションコースは、スキルアップや教養として、初めてアプリ開発に挑戦する人の内容となっており、料金もテックアカデミーやコードキャンプとあまり大差ない良心的な価格となっています。
Railsキャリアコースは、エンジニア転職がゴールとなるコースであり、こちらはWebアプリケーションコースの倍の金額となっています。
少し高く感じるかもしれませんが、エンジニアに転職ができればキチンと支払いができる範囲内の金額と言えます。
一方、テックキャンプエンジニア転職の受講料は次のとおり。
【テックキャンプエンジニア転職の受講料】
- 短期集中スタイル:¥657,800
- 夜間・休日スタイル:¥877,800
※いずれも税込、オンラインコースの金額
※いずれも一括支払い時の金額(総額)
※短期集中コースは最大48回、夜間平日コースは24回まで分割可能
テックキャンプエンジニア転職は、ポテパンキャンプと異なり、いずれもエンジニア転職がゴールとなるコースです。
そしてどちらも、総額で50万円を超える金額となっているため、初めて見る人にとっては目ン玉が飛び出るんじゃないでしょうか。。
とはいえ、中には100万を超えるスクールもあるので、上を見ればきりがないとも言えますが、いずれにせよ金額面で見ると他のスクールを検討するのはありだと思います。
ただ、一括払いではなく毎月分割支払もできるため、基本的には月額支払を選択すれば手元にお金が十分なくても受講は可能です。
そしてテックキャンプは最短10週間で転職が狙えるため、実質的には10万円以内でエンジニア転職を実現するのも、不可能ではないでしょう。
その2.学習期間
続いては、学習期間とコースの種類になります。
【ポテパンキャンプのコースと受講期間】
- Webアプリケーションコース:2ヶ月
- Railsキャリアコース:5ヶ月
一方テックキャンプエンジニア転職は次の通り。
【テックキャンプエンジニア転職の受講期間】
- 短期集中コース:最短10週間(2ヶ月半)
- 夜間平日コース:6ヶ月(半年)
※オンラインスタイル、WEBデザイナー転職も同様
ポテパンキャンプのWebアプリケーションコースは就職がゴールではないため、あくまでも短期間で学習を負えられる設計です。
一方でテックキャンプの短期集中コースでは、最短10週間で転職を実現する内容です。
そのため、「早く転職したい」という人であれば、テックキャンプに軍配が上がるでしょう。ただし、短期集中コースは、普段就業している人では受講できないため、仕事しながら受講を考えるなら、ポテパンでもテックキャンプでも約半年は見積もるべきといえます。
その3.サービス内容
そして最も見えにくい部分でもありますが、それぞれのスクールの文化というか、サービス内容の面。スクールの思想や理念が最も如実に現れる箇所でもあります。
【ポテパンキャンプの特徴】
- 現役のエンジニアがメンターとして参加。
- そしてメンターによる厳しいコードレビューがある。
- 転職支援のアドバイザーもいるが、基本自分でなんとかする力が必要。
ポテパンキャンプは一言で言うならば「自分で問題を解決できる自律型人間である」ことが求められるスクールです。しかしその代わり、転職後のキャリアはかなり優位というか、未経験からでもSESではない企業への就職が望めます。
それに対して、テックキャンプの特徴は次の通り。
【テックキャンプエンジニア転職の特徴】
- プログラミング学習を挫折させない独自の仕組みで転職まで導く。
- 専属トレーナーによるモチベーション管理。
- キャリアアドバイザーが在籍して、転職活動の支援をしてくれる。
テックキャンプは、「独り立ちに不安がある人をとにかく支援する」側面が強いスクールです。そのため、一人だと不安とか、学習についていけるか悩む人向けのスクールでしょう。
というわけで、ポテパンキャンプとテックキャンプの違いをまとめました。
【ポテパンキャンプとテックキャンプエンジニア転職の大きな違い3つ】
- 学習コースと料金(ポテパンキャンプの方が半額近く安い)
- 学習期間(短期で転職ならテックキャンプエンジニア転職)
- 特徴(ポテパンはストイック、テックキャンプは挫折をさせない)
ポテパンキャンプはこんな人におすすめ
ポテパンキャンプは、次のような人にオススメなサービスと言えるでしょう。
【ポテパンキャンプがオススメな人】
- エンジニア転職にあまりお金をかけたくない人
- 転職先企業でSESへの転職は避けたい人
- ライバルよりも頭一つ抜けたエンジニアになって稼ぎたい人
- 挫折よりもスクール受講によって高い技術力が身につくことを重視したい人
- Web制作ではなく、Webアプリケーションの開発をしたい人
未経験でもいきなり自社開発企業のエンジニアになれる
今日久しぶりに母校(ポテパン )に行ってみたけど、僕がいた頃と比べて遥かにカリキュラムがレベルアップしててビビりました(笑)
こんだけ出来ればそりゃ自社開発のエンジニアになれるわなと納得。
自走力の高いイケてるエンジニアになりたいなら超絶おすすめです💡#ポテパン
— りょうま@家族大好きエンジニア (@okaeri_ryoma) January 23, 2020
エンジニア転職の場合、多くの方が最初に勤めることになるのはSES企業(システム開発ができる人材を派遣する会社)であることが多いです。
自社開発やSESではない通常の企業に未経験エンジニアとして入社するのは、新卒などでない限り難しいのが実情です。
しかしポテパンキャンプだと、カリキュラムの品質から未経験でも自社開発企業でやっていけるだけの実力を身につけることが可能です。
そのためポテパンキャンプの卒業生は優秀な方が多く、現役のエンジニアからも評価の高いスクールとして業界で有名です。
費用面でもかなりお得
Web系エンジニアに転職したいなら、
・RUNTEQ
・ポテパンキャンプが心からおすすめですよ。
同じぐらいの価格帯で受講できるので、ぜひ利用してみてください!— DAI (@never_be_a_pm) August 25, 2020
ポテパンキャンプのRailsキャリアコース(旧選抜クラス)は、総額で¥400,000ほど。
多くのエンジニア転職スクールでは、¥500,000以上掛かるケースが多く(テックキャンプエンジニア転職に至っては、なんと税込で¥800,000以上も!)、それを考慮するとポテパンキャンプの価格帯はかなり良心的と言えます。
これはポテパンでは日本国内に多くの教室を構えているわけではなく、学習形態を原則オンラインのみに絞ることで運営に掛かる費用(特に場所代)を抑えることができているため、と考えられますね。
習得できるスキルの質とその後の転職先にも恵まれるという点で、ポテパンキャンプはかなりエンジニア転職に有利なスクールと言えます。
【ポテパンキャンプまとめ】
- 未経験からいきなり自社開発企業に転職ができる(転職後の待遇がよく、スキルも身につきやすい)。
- 費用面はスクールの中でも良心的な設定。
- 現役エンジニアからの評価が高く、スクールの方が難しいとも言われている。
本気でRailsエンジニアになるなら!
テックキャンプエンジニア転職はこんな人におすすめ
一方テックキャンプエンジニア転職は、次のような人におすすめといえます。
【テックキャンプエンジニア転職がオススメな人】
- プログラミング学習で挫折するのが怖い
- 最短でエンジニア転職を実現したい
- キャリアカウンセリングをしっかりと受けたい
- Webデザイナーに転職したい人(→デザイナー転職コース)
- 30歳以上ではあるがIT業界へ転職したい人
テックキャンプは挫折させない仕組みに強みがある
私は⭐️がついていないテックキャンプ に通っていました👏👏
テックキャンプ をつい先日卒業しましたが、サポート陣が手厚く、挫折しない仕組みだったので満足しています🤣
とまあ、他はちょっとすいませんわからないです…
— カモメのススメ@CW156記事/ブログ58記事 (@biaRih5ELpGPrWH) September 28, 2020
テックキャンプは「プログラミングスクール業界のライザップ」とも謳われており、結果にコミットすることに力を入れています。
そのため、未経験者であっても途中で学習を挫折させない独自の仕組みを構築が強みです。
プログラミングの学習はただでさえ独学が大変な上に、転職までとなると大半の一般人ではどうにもならないでしょう。
自分に自信がない人は、無理に独学するよりもスクールに相談する方が時間もお金もショートカットできるはずです。
ただし費用はポテパンキャンプの倍以上
僕が通ったプログラミングスクールはテックキャンプ。
当時の料金は50万。たしかに高い。
でも30代でエンジニア転職しようとなると、正直他に選択肢はほぼなかった。こういうところにも影響があるから、やっぱりエンジニア転職を考えるなら早い方がいい😌#エンジニア転職 #プログラミング学習
— だいす🎲@元先生エンジニア (@dice_motosensei) October 2, 2020
テックキャンプエンジニア転職の懸念点しては、費用が高額なことです。
特に夜間休日コースでは税込で¥987,800と、数あるプログラミングスクールの中では最も高額な部類に入ります。
分割支払にすることも可能ですが、とはいえ¥1,000,000近くの投資となると未経験からエンジニアを目指す人にとっては、なかなか勇気がいるのではないでしょうか…?
そのため、テックキャンプは30歳以上の方に向いてるコースといえるため、20代であれば他のスクールを検討しても良いでしょう。
【テックキャンプエンジニア転職まとめ】
- テックキャンプの強みは「転職まで挫折させない仕組みがある」こと。
- ただし受講料は他スクールの中でも高額な部類に入る。
- 定期的に受講料がお得になるキャンペーンを開催しているので上手に使おう。
最後に:ポテパンの方がお得!しかし挫折したくないならテックキャンプもありかもしれない
ポテパンキャンプとテックキャンプエンジニア転職、どちらもエンジニア転職に特化した内容であり、Rubyを学ぶという点では共通しています。
しいて違いを言うなら、スクール側のメンターの指導内容や料金になると思います。それでいうと、金額的にお得なのは間違いなくポテパンキャンプの方でしょう。
学習に挫折したくない、最後まで走りきることに自信がない人はテックキャンプを、リスクを取ってでもハードなカリキュラムをこなして自社開発企業に転職したいならポテパンキャンプを、といった選び方をするのが良いかと思います。
もちろん最終的には、自分の好みで選べばOKなんじゃないかと。
なので、気になるスクールについて(どうせなら両方とも参加推奨です)、無料相談会でしっかりと雰囲気を掴んだり、気になることをしっかりと質問すれば、どちらを選ぶべきか答えは出せるはずです。
本気でRailsエンジニアになるなら!

結論から言うと、未経験からでもエンジニアになれます。
エンジニアは元々専門的なスキルがないとなることが難しい職業ですが、現代においては、プログラミングを学習できる環境が大分整ってきました。
中でも、エンジニアへの転職支援も想定したIT・プログラミングスクールも多数あるので、これからエンジニアへとキャリアチェンジしたい人にとっては朗報と言えるでしょう。
詳しく記事にまとめましたので、是非チェックしてみて下さい。