未経験からWebマーケティングを目指す人を、ツイッター上等でチラホラ見かける機会が増えました。
また、未経験からWebマーケティング転職を実現したいという人にも数人お会いしたのですが、その時に聞かれたのが「大阪で目指せるか」という質問す。
結論から言うと、未経験Webマーケティング志望者は、余程のことがない限り東京へ移住した方が良いというのが私の意見です。その理由について、この記事で解説します。
以下、東京で生活費を抑える方法や、未経験からWebマーケター業界に転職できるサービスも紹介してます。詳しくはこちら↓
目次
未経験者は東京での就職を目指すべき5つの理由
Webマーケターとしてのキャリアを歩むなら、東京への移住をした方が良い理由が少なくとも5つは挙げられます。
- そもそもの求人数が多い
- 東京の方が待遇面において優れている
- Webマーケティングに強い企業はほぼ東京に集中
- 勉強会など技術を学び人と交流できる機会が多い
- フリーランスなど多様な働き方の自由度が高い
それぞれについて、理由を解説します。
理由1.そもそもの求人企業数が多い
一般論ですが、そもそもの経済規模が最も大きいのは東京です。
すなわち、東京が一番雇用や経済の動きが活発なため、出回る求人数が多いんです。これはITやWebにおいても同様です。
チャンスをつかもうと思ったら、まずは需要が多いところにダイブするのがセオリー。なので、可能な限り東京に移住することを推奨します。
理由2.東京の方が待遇面において優れている
求人の絶対数が多いのは東京なのですが、それでも人手不足は多くの企業が悩みを抱えています。
そこで企業の採用担当やエージェンシーが目をつけたのは、地方で活躍しているWebクリエイターやマーケター、エンジニア(志望者含む)です。
どこも求人に力を入れているため、多少の待遇を上げてでも人を集めようとする企業すらあります。。
つまり、供給よりも需要の方が大きいため、業界転職への志望者は、この機会を掴めると良いかもしれません。
理由3.Webマーケティングに強い企業はほぼ東京に集中している
Webマーケティングに強い企業は、殆どが東京に本社があります。
例えばGoogleやYahoo!、フェイスブック・ジャパンといった、Web広告媒体を提供している会社は東京に本部を構えています。
他にもサイバーエージェントやオプト、アイレップ、アナグラムといったインターネット広告の代理事業を展開する企業は東京が本拠地です。
また、SEOに強いルーシー(バズ部で有名ですね)、ナイル、アユダンテといった企業も東京ですね。
こうした企業が東京に本社を構える主な理由は、クライアント企業の大半が東京にあるからです。東京は日本の首都であり、経済圏の中心地でもあるので、今後この状況が変わるとは考えにくいでしょう。
個人にできることは、Web広告の需要が多い東京の地に移り、業界の最前線で実務経験を積み重ねることですね。
理由4.東京の方が勉強会が活発に行われている
勉強会が多い、すなわち、同業の方同士で切磋琢磨できる環境が整いやすいのも東京です。
つまり、実力を身につけるにはうってつけな環境なわけですね。
もちろん地方でもないわけではないのですが、地方の場合は、どちらかというと自ら勉強会を企画して、実際に自分の力で人を集めるといった、より起業家的な要素が求められます。
総合的な力をつけるなら、おそらく地方でも可能ですが、業界初心者や実務経験が少ないと、ハードルは高い。。
まずは東京に出てからの方が、地方でも挑戦しやすいんじゃないでしょうかね。
理由5.フリーランスなど働き方の自由度も高い
東京のWebマーケターの方は、フリーランスとして独立して個人事業を営む人も多いです。
一方で大阪はというと、フリーランスのWebマーケターって数が母数が多くありません(私が知らないだけかもですが…)。
大阪や名古屋でも、近年はWebマーケティングの重要性が浸透してきてはいますが、それでも東京に比べるとまだまだ劣るのが現実。
Webクリエイター、Webマーケターのフリーランス案件を扱うレバテッククリエイターも、メインは東京ですし。。
やっぱり希望は東京の方が多いんじゃないかな、というのが実感です。
地方でWebマーケティング会社に転職したい場合は?
東京の方がいいとは言うものの、
という人もいるはず。。
その気持ちは分かるのですが、それでもWebマーケティングのファーストキャリアは、間違いなく東京一択です。
…ですが、実務経験を最低でも3年は積んで、一通りの実務を自分でこなせる実力を身につけたら、いよいよ地方転職を検討してもOKかなと。
東京で実務経験を積んだ方が自分の市場価値が上がる
東京の企業で、Webマーケティングの最前線で活躍された方は、間違いなく地方の企業にとっても魅力的です。
BUSINESS INSIDER JAPANで取り上げられたとある男性は、サイバーエージェントやLINEでの勤務経験が、福岡にあるスタートアップ企業で評価された事例としても紹介されてます。
この記事を見ると、サイバーエージェントやLINEといった大型企業が、いかに錯覚資産(すごいと思わせるブランド)を持っているか分かるのではないでしょうか。
もちろんどんな企業でどんな仕事をしたかにもよりますが、Webマーケティングの最前線で、情報収集を怠らず、業界のトレンドにしっかりとついていった上で仕事ができた経験は、決して無駄にはなりません。
賃金は下がる変わりに自由な時間が手に入る
大阪を始めとした地方都市では、残念ながら東京都比較すると賃金は低いです。
特に大阪は、基本的に賃金であれ物価であれ「安く買い叩く」文化が根強いため、市場規模の割には給与水準が低かったり、実力に見合わない給与に甘んじてる人が多いです。
しかし一方で、仕事はそこまでキツくないケースが多いんですよ。それこそ、定時退社できたり、気軽に有給休暇を取得できる文化を持つ企業も少なくありません。
東京の企業勤めだったら年収1,000万円もらってもなんら問題ない実力の人が、年収400万にまで下がったとしても、自分の時間欲しさで地方企業に転職された方もいます(その方は上級ウェブ解析士の資格を持つ程の実力者でした)。
ここまで来ると、お金か時間かという個人の価値観の問題に帰結するのでは無いかなと思います。ちなみに、大阪で広告・マーケティング志望者向けのサービスもまとめてます。↓
最後に:本気でWebマーケ目指すなら東京へ!
地方転職はあくまでも東京の激流に揉まれた人だからこその特権だと思った方が良いです。
もちろん地方都市にも素敵な会社はあります。ですが東京ほど数が多いわけではなく、東京と比較すると、やはりWebマーケティングの価値が浸透していないと言わざるを得ません。
そういう背景もあるため、大抵の人は東京にある企業へ転職を目指して、そこで数年間は修行期間と割り切って、とにかく現場の最前線で実務を積むことをオススメします。
貯金がなくて移住できない。。という人は、普段の会社の仕事に加えて、自らサイト運営をしてみる、SNSやSEOで実績を作るといった地道な努力を継続しましょう。
東京の企業へ転職が狙える転職サービスはこちら↓
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Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
人生における重大な決断である転職を失敗させないために、良質なエージェントを活用して、キャリアップに挑戦してみませんか?