Webマーケターの転職

Webディレクターになるには?未経験でもなれる方法とメリットを徹底解説

Webディレクターになるには?
こんな人向けです

Webディレクターになる方法を知りたい!

Webディレクターに必要なことを知りたい!

Web業界未経験だけどWebディレクターになれる?

こうした疑問に答えていきます。

私は現在、Webマーケティングの仕事に関わっていますが、過去にはWebディレクターとしてサイト制作の進行管理や品質管理、クライアントとの折衝なども経験したことがあります。

結論から言うと、Web業界未経験でもWebディレクターになることは可能です。しかし、WebやITの技術に明るくない人は、まずWebの知識をしっかりと身につけていくことが必要になるため、入った後は相当ハードです。

そしてWebディレクターは、デザイナーやエンジニアと違い、Webページやデザイン、システム制作をする立場ではなく、クライアント側や社内・社外のクリエイターとコミュニケーションをする役割を担います。

 

ぶっちゃけ外向的でコミュニケーション力がないと結構大変な仕事。内向的性格で人と接し続けると疲弊しやすい私には向いてなかったなぁと、今では思います。

しかしそれでも、Webディレクターとしての実務経験は私自身の知見を広げ、己を強く鍛えてくれたのは間違いないので、20代の方やWeb業界未経験からWebディレクター転職を目指す人にとっては、挑戦してみる価値は十分ありますよ!

Webディレクターの仕事内容

まずWebディレクターの主な仕事内容ですが、どの会社でも大体次の通り。

Webディレクターの主な仕事内容
  1. クライアントのヒアリング
  2. Web制作案件における要件定義
  3. 制作スケジュールの管理・設計
  4. 社内・社外制作チームとの連携&調整
  5. 制作物の品質管理
  6. Webマーケティング

会社によってはWeb制作と兼務という場合もあるかもしれませんね(個人的にディレクターが制作するのはご法度だと思いますが)。

実際、自分でPhotoshopを用いたデザインカンプを作れたり、サンプルのHTMLコードを書けたりといった、Web制作の知識と経験を豊富に持っているディレクターは、Webの素人であるクライアントとのヒアリング場面において非常に重要な役割を果たします。

この記事に流れ着いている人は、大体Webディレクターの仕事内容を大雑把に把握してると思うので、この記事ではここまでにしておきますね。

Webディレクターになる方法

Webディレクターになる方法は大きく分けて2通りがあります。

その1.Web系専門職からキャリアアップする

まず1つが、専門職からのキャリアアップするケース。

Webデザイナーやコーダーという職種から、Webディレクターにキャリアアップする人が多いですね。人によってはWebエンジニアから、という方もいるかもしれません。

制作だけでなくクライアントと折衝したい、より上流の工程に携わりたい、自分の年収をアップしたいという思いから、ディレクターに転身する方が多いように感じます。

こちらの場合、まずはWebデザイナーやコーダーといった職種からスタートするため、Web業界・職種未経験の人だと時間が掛かります。なので、最初からWebディレクターを目指す人には、あまり現実的では向いてないでしょう(追々なれればOKという人は、むしろこちらの方が良い)。

その2.異業種・未経験から転職する

もう1つが、Web業界歴が浅かったり、Web系クリエイターではない方が未経験から転身するケース。

こちらはいわゆる、「未経験からWebディレクターになる」コースです。私も元々はWeb業界人ではなかったため、こちら側のコースになりますね。

ディレクターの業務は人とコミュニケーションをとることが非常に多いため、営業畑出身の人などはWebディレクターになるハードルが比較的低い印象を受けます。私自身は元々事務や組織の広報からスタートしたので、必ずしも営業である必要はありません。

業界未経験だとなりにくいのでは?と思うかもしれませんが、Webディレクターはエンジニアと並んでとにかく人手が不足しているため、未経験からWebディレクターデビューすることは十分可能です。

今すぐWebディレクターになりたい!という人は、飛び込んでみても良いでしょう。

Webディレクターに求められるスキル

リモートで会話する女性

Webディレクターに求められる主なスキルは次の通りです。

必要になるスキル
  1. 交渉・ファシリテーション力 ←超重要
  2. 管理・スケジューリング
  3. クライアントへの提案スキル
  4. オフィス系ソフト(Excel、PowerPoint等)
  5. Webマーケティング(解析、広告運用)
  6. (あれば)HTML/CSS等の制作関連スキル

Web制作における上級職であるため、身につけるべきスキルは結構多いです。これらをおさえておけば、実務面においては問題ないはず。

 

未経験の場合、すぐに全てのスキルを揃えるのははっきり言って無理です。

ですが、仕事を通じて、少しずつ身に着けていくことになると思いますが、「交渉・ファシリテーション力」「スケジューリング」「提案スキル」は、Webディレクターにしかできない部分であるため、最優先で取り組むべきでしょう。

 

また、取得すべき資格などもいくつか候補はありますが、基本的に資格自体にほぼ価値はないので、原則的には実務で通用するスキルがあれば十分です。強いて言うなら、Webマーケティングに関する資格はあっても困らないという感じです(制作会社なら尚更)。

Webマーケティングの実務で役立つ資格集この記事では、Webマーケティングの実務で役立つ、もしくは自らのPRポイントやスキルの客観性を証明できる資格について紹介します。 ...

Webディレクターになるメリット

Webディレクターになるメリットです。正直、マイペースなWebクリエイターや無知でワガママなクライアントの板挟みに、好き好んでなる人はいないと思います(笑)。

ですが、Webディレクターとしての実務経験を通じて得られる恩恵は非常に多いです。負荷がかかる分、短期間でパワーアップも可能です。いくつか代表的なものを紹介しますね。

Webディレクターになるメリット
  1. Webに関する横断的な知識・経験が身につく
  2. 対人・コミュニケーションスキルが鍛えられる
  3. Web制作の需要が多いので仕事に困らない

その1.Webに関する横断的な知識・経験が身につく

当然の話ですが、WebディレクターにおいてはWeb制作の知識は必須です。

例えばHTML/CSSを始め、JavaScript等のプログラミング言語、Webデザインに関する知識やWordPressなどのCMSなど、業界におけるトレンドも含めて幅広くしっかりとおさえる必要があります。

特定の分野に特化するのではなく、Web制作の全体像を捉える「鳥の目」的な視点が必要になるため、これだけでも結構大変なはずです。

特に未経験からWeb業界のディレクターになった場合は、仕事をこなしつつ、仕事終わりに制作の知識を勉強するといった、地道な努力が必要になります(少なくとも私はやりました)。

その甲斐もあってか、広く浅くWeb制作に関する知識は十分身につけられたので、デザイナーさんやコーダーさんの話にはついていけますし、場合によっては自分でコードを修正することもできるようになりました。

その2.対人・コミュニケーションスキルが鍛えられる

私自身が相当な内向的性格で、いわゆる『コミュ障』と揶揄される気質ですが、Webディレクターを経験してからは、積極的に人に話しかけることや、コミュニケーションをとることの抵抗は減りました。

それでも元々、人と接すること自体に大きなエネルギーを使うためあまりやりたくはないのですが、それでも必要に応じて自分から歩み寄ってアプローチをする程度はこなせるようになりました。

 

始めはクライアントと制作チームとの間を行き来する伝書鳩的な仕事しかできませんが、仕事を経験していくことで、クリエイターとクライアントどちらからも感謝されるディレクターへと成長できます(私はこの領域までは到達できませんでした)。

コミュ障で自分に自信がない人は、Webディレクターを経験することで精神的に強くなれるかもしれません。とはいえ相当な荒療治であり、私も結構痛い目に遭っているため、強くオススメはしませんが…。

その3.需要が多いので仕事に困らない

個人的に思うWebディレクターの最大の価値はこれです。

Webディレクターは、Web制作するクリエイターとWebサイトを所有したいクライアントとの橋渡しができる存在です。

つまり、Webの仕事を最も獲得しやすいポジションにいるのがWebディレクターなんですよ。

 

また、Webの仕事を発注してくれるクライアントのニーズがどんなことに悩んでいるのか、マーケティングの視点を持てるのも全体を見渡せるWebディレクターの大きな魅力。

そのため、Webディレクターはフリーランスとして活躍しやすく、Webデザイナーやコーダーとの人脈が多ければ、仕事を受注して自らは全体を管理・マネジメントするといったこともできるため、有能な人がWebディレクターとして活躍すると、みんなを幸せにできるんですよね。

Webディレクター転職を狙えるサービス

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最後に、Webディレクターを目指せる転職サービスをいくつか紹介します。全て無料で利用できます。

専門職からディレクターを目指せるものもあれば、未経験からWebディレクターへ転職できる求人を取扱っているものもあります。

転職サービスは、使うことで必ず転職しなければいけないわけではありません。近々転職する意思がなくても、まずは情報収集目的で登録するのも十分ありです。

そして、優良求人が出てきた際にしっかりチャンスを掴むには、事前に登録していたか否かが大きな分かれ目です。

 

  1. 転職希望者に寄り添う姿勢が特徴的
  2. 無理やり転職を奨めない(現状の方が良いと伝える)
  3. 意にそぐわない求人を推さない(マーケター志望者にコーダー求人を推す等)

 

こうした基本的なことをしっかり行えるサービスを以下にまとめました。

利用した際に担当者の質が高く、相談して良かったと思えるもののみを載せているので、いつでも転職できるよう登録しておいて損はありません。

何度も言いますが、登録は無料なので、リスクはありませんよ。

ワークポート

未経験からの転職に定評のあるワークポートですが、もともとはIT系特化の転職サービスということもあり、現在でもIT・Web系転職の味方です。Web業界未経験でも飛び込める求人を揃えているケースが多いので、登録して損はないでしょう。
運営会社株式会社ワークポート
主な対象者Web業界未経験の方も歓迎
対象エリア全国(関東、関西、東海、九州)と幅広い
特徴
  1. IT・Web・インターネット広告系に強い
  2. 未経験から目指せる求人も取り扱っている
  3. 転職者向けセミナーも積極的に開催している

ワークポートの評判・口コミ

ワークポートに無料相談する
※登録後に面談調整の連絡があります

マイナビクリエイター

Webデザイナーを始めとしたクリエイターに加えて、WebディレクターやWebマーケターの求人も扱っています。基本的に未経験者は対象外で、WebデザイナーやWebコーダーとして実務経験のある人がメインです。また、対象エリアが関東1都3県となっており、東海や関西では求人の取扱は殆どありません。
運営会社株式会社マイナビ
主な対象者Web業界歴のある人(最低でも1年は必要)
対象エリア関東1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)
※東海、関西はあまり求人がない
特徴
  1. Webデザイナーの他、Webマーケター、ディレクター向け求人もあり
  2. 求人内容は実務経験1〜2年以上を想定しているため、未経験からディレクターを目指す場合はあまり向かないかも
  3. キャリア相談のメール案内も届くので、登録後からしばらくブランクがあっても安心。

マイナビクリエイターは評判・口コミと体験談

Webクリエイターの転職ならマイナビクリエイター!!
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レバテックキャリア

IT・Web業界転職に特化したレバテックキャリアでは、正社員・派遣・フリーランスといった様々な働き方に合わせて求人紹介をしてくれます。未経験者向けよりかは、IT・Web業界で実務経験がある人が対象なので、Webデザイナーやエンジニアのキャリアアップとして利用するのがオススメ。
運営会社レバレジーズ株式会社
主な対象者Web業界歴のある人
対象エリア関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西(大阪、京都、兵庫)
特徴
  1. 関東だけでなく関西圏を始めとした地方の求人扱いも多数
  2. IT・Web業界のエンジニア求人に特化
  3. キャリア相談、給与交渉などエージェントが幅広くサポート

レバテックキャリアの詳細

レバテックキャリア公式サイトへ
※登録後に面談日程の調整連絡があります

ABOUT ME
ハラキット
20代後半から未経験でWeb業界入りしたWebマーケター。ITとマーケティングのスキルがあれば人生をやり直せること、そしてそんな人の力になるべく日々活動中。本業は運用型広告(Google/Yahoo!)ですが、副業の最前線もお伝えしていく予定です。
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