Google広告には公式認定資格が存在していて、それはGoogleが公開している「スキルショップ」というサービス内で試験をパスすることで取得できます。
とはいえ、このGoogle広告の試験、実務経験者ならまだしも、実務未経験者が合格するのはなかなか大変。それは実務をしてないとイメージがつかみにくい問題が多いからです。
しかし、だからこそ未経験の人でも資格を取得できれば、Google広告についてある程度の知識を有している(&努力できる)とみなされるので、一定の評価になりえます。
履歴書の取得資格欄にも記載できるので、頑張って取組む価値はあるかなと。
目次
Google広告認定資格には6つのコースがある
Googleが公式で発表している広告の資格には、次の6つがあります(2020年11月現在)。
- Google広告「検索広告」認定試験
- Google広告「ディスプレイ広告」認定試験
- 「ショッピング広告」認定試験
- Google広告の動画広告認定試験
- Google広告「アプリ広告」認定試験
- Google広告の測定認定試験
それぞれの分野で8割以上正答できると、認定資格を貰える仕組みとなっています。
ちなみに資格の有効期限はいずれも「1年」となっており、期限切れになる前に再受験することで、期限を更に1年伸ばすことが可能です。
期限切れの後に再受験をし、合格すればそこから1年資格が有効になります。
結論:初心者はまず「検索広告」に集中する
まず実務を経験していない人は、「検索広告」のみに集中することをオススメします。
それは以下の理由によるものです。
- Google広告のプロダクトのうち、もっとも基本となるから。
- 検索広告であれば、個人であってもGoogle広告アカウントを開設し、ペライチ
等でWebサイトを作って少額予算で広告を配信できるから。
未経験者が資格を取得するのは、取得した先に「本当の目的」があるからでしょう。
それは「未経験転職」だったり、代理店内で資格保有者を増やすことで媒体側から認定パートナーに認められるためなど、いろいろありますよね。
資格の取得はあくまでも「手段」でしかないため、必要以上にこだわると時間を浪費する恐れもあり、なるべく労力をかけずに実現することが望ましいです。
勉強の仕方について【独学編】
ここからは「資格を取る」ことに特化した内容です。
Google広告認定資格の勉強方法がわからない、という人は参考にしてみて下さい。
その1.まず最初に試験を受けてみる
いきなりと思うかもしれませんが、まず最初に試験を受けます。
もちろんこれは合格目的ではありません。最初に「どんな問題が問われるのか」を知るための受験です。
Google広告認定資格では、試験に落ちたとしても24時間後には再受験が可能になるため、どんどん受験して問題ないと言えます(以前は再受験までに1週間掛かっていました…)。
その2.わからなかった問題はスクショして保存する
おそらく未経験者であれば、合格は困難だと思います。
このとき、24時間後に再受験できるのですが、問題内容やどこが間違っていたかについては残念ながら公表されません。
そのため、どこが間違っていたかは自分である程度検討をつけた上で、学習する必要があります。フィードバックを得られないのが、この資格の最も難しい点です。
なので、試験問題を解きながら正解不正解に関わらず「よく分かんねぇな」と思った問題は、スクリーンショットで保存してストックしておきましょう。
その3.公式ヘルプやスキルショップで分からない箇所を潰す
ストックしたスクリーンショットを用いて、問題で聞かれている内容を調べます。
基本的にはGoogle公式のヘルプページや、スキルショップ内にある学習コンテンツを読み込むことで、問題の答えはある程度導き出せます。
問題の中には繰り返し同じことを聞いている問題もあるので、そうした問題は特に重要な内容だと判断し、重点的に調べてみて下さい。
問われる内容はだいたい決まっているため、調べて学習を続ける過程でGoogle広告への理解を深められると思います。
中には「捨て問」と呼ばれる、調べても分からない、調べるのに自分だけでは時間が掛かるものもあるため、時には見切りをつけて分かるところから学習するのもありです。
ちなみにGoogle検索で調べると試験問題の回答を掲載しているサイトなどもありますが、公式からの回答を見ての判断とは限らないため(私達受験する側と同じ立場のため)、内容の信憑性には疑問が残ります。
どうしても分からない場合は参考にするのもありかもですが、必ず公式のヘルプ等をチェックするようにしましょう。
その4.再度試験を受験して資格取得するまで頑張る
あとは「その2」と「その3」で準備できたら、再受験です。
うまく行けば2回目で合格できますが、そうでなければ3回目…という流れです。
たとえ2回目で失敗したとしても決して落ち込まず、淡々と繰り返していきましょう。落ちたとしても、決してあなたがダメなわけではないので。
未経験分野のことだから、変な話「できなくて当たり前」ぐらいの気持ちで望む方が下手に消耗せずに済みますよ。
取得できたら履歴書の資格欄にしっかりと記録しておきましょう。
ここで検索広告の資格を取得できたら、余裕があるなら「ディスプレイ広告」→「ショッピング広告」→「動画広告」の順で取得するといいかな、と思います。
とはいえ、ディスプレイ以降については個人で配信する機会は無いと思うので、転職後の獲得でも大丈夫かなと(企業側も、未経験者にディスプレイの資格まで求めるとは考えにくいと言うか…)。
おまけ:自分でWebサイト&アカウント開設するとより理解が深まる(広告配信はしなくてOK)
問題を解いていくうちに、どうしてもよくわからない、具体的じゃないから身につかない…と思う人もいるかも知れません。確かにそうです。
もしできるなら、自分でWebサイトを用意しGoogle広告のアカウントも取得してみて下さい。広告を配信しなければ、広告アカウントは無料で作れます。
実際に管理画面を触ってみたり、キャンペーンを設定してみることで、問題で解いていた内容が具体的に理解できるようになるので、少し楽しくなるはずです。
どうしても独学ができないなら【スクール活用編】
とはいえ、独学ができないとか、資格を取るだけじゃなくて転職も実現したい!と考える人も多いはずです。
そもそも、実務未経験の人が資格を取得する目的と言ったら、Webマーケティングのキャリアパスを手に入れる人が半分以上だと思いますし。
そんな人には、転職支援型のWebマーケティングスクールが有力な選択肢となります。
Wannabe Academyというオンラインスクールなら、Google広告の資格取得を保証していること、また未経験から3ヶ月でWebマーケティングの基礎を身につけ、転職支援も行ってくれます。
素人が独学で勉強するよりも、体系的に学習を続けられる上に転職ハードルも下げられるため、Webマーケティングのキャリアチェンジを考えているなら、無料相談だけでもしてみる価値は十分にあるといえますね。
少なくとも私のように、よくわからず独学で挑み様々な失敗を経た結果、職歴がムダに増えてしまうようなミスを回避できます。
Google広告認定資格の取得を保証!
最後に:初心者に求められるのは賢さよりも「やり抜く力」である
ここで紹介した資格の取得方法については、賢さよりも、「いかに諦めないか」が重要になる内容です。転職後どこへいっても、この「諦めない」精神は求められるからです。
今の現状を打破して、どうしてもGoogleの資格を取得したい、どうせなら未経験からWebマーケティング転職を実現したいと考えるなら、泥臭くでも良いので、チャレンジしてみて下さい。
一人じゃしんどい、自信がないという人はWebマーケティングスクールも積極的に活用していきましょう。
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特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
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