Webマーケティングのオススメ勉強方法についてまとめました。
結論から言うと、以下のとおりです。
- 書籍で勉強
- 自分でサイトを運営して勉強
- オンラインスクールを活用する
- 実際に実務を積んで学ぶ
具体的にそれぞれ見ていきながら、具体的なおすすめサービスについても紹介していきたいと思います。
その1.書籍で勉強
書籍で勉強というのは、おそらく一番一般的で誰もが思いつくものかと思います。
ただし実務経験が無い人は、いきなり書籍を読んでも何がなんやらわからないと思うので、手始めに書籍に手を出すのは悪手です。
あくまでも実践する、手を動かすタイミングになってからの方が、書籍の持つ価値がわかるようになると思います。
おすすめの書籍はたくさん…
書籍については、正直なところたくさんありすぎておすすめ本だけでも一本紹介記事が書けるくらいです。
いくつか代表的なものをピックアップしたので、気になる方はリンク先で内容をチェックしてみて下さいね。
- わかばちゃんと学ぶ Googleアナリティクス〈アクセス解析・Webマーケティング入門〉:(Web解析系)
- Google AdWordsで集客・売上をアップする方法:(Web広告運用系)
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉 :(Webライティング系)
- 10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方 :(コピーライティング系)
その2.副業として自分でWebサイトを運営する
Webマーケティング関係の人は自分で副業をする人も多く、会社員として働く一方で個人でアフィリエイトやWebライティング代行をしている人もいらっしゃいます。
実はマネタイズを実現することこそが、一番実務に近い勉強になるんです。
なぜなら仕事において最も求められているのは、お金を払うことではなくお金を稼ぐことだから。
すなわち、自分で取り組みかつ結果を出すというのは、自らの実力を証明することに他ならりません。例え会社が副業を禁止していたとしても、個人ブログの運営程度であれば実務に支障をきたさない範囲でなんとか取り組んだ方が良いのではないか、と個人的には思っています(副業禁止の会社員の方に副業推奨はしませんが…)。
WordPressでのブログ運営がおすすめ
初心者にはハードルが高いですが、WordPressサイトの運営を通じてWeb集客に取り組むのが個人的にはおすすめです。
WordPressは世界的に利用されているCMS(HTML等でサイト構築できなくてもWeb上に記事や画像を管理運用できるシステムのこと)であり、W3Techsによると、全Webサイトの内の33%(つまり約3分の1!)にまで割合が増えたと言われてます。
参考:Usage Statistics and Market Share of WordPress for Websites, March 2019
WordPressでサイト運営を継続することで、Googleアナリティクスの使い方を始め、アフィリエイト広告、SEOライティングに関すること等は、一通り学習・経験できます。
もちろん、副業としてやるには徹底して稼ぎたいと考える人もいますが、初心者のうちは、信頼できる師匠(メンター)がいないと、月6桁以上稼ぐことは難しいと思った方が無難です。
ただ、月2〜5万円くらいであれば、やれば誰でも稼げる金額だと思いますので、頑張ってトライしてみる価値はあるのではないでしょうかね。
レンタルサーバーは有料だけど質の良いものを選ぼう
WordPressで個人サイトを作る場合、独自ドメインとレンタルサーバーの契約が必須になります。
サーバーは安い物を選びがちですが、真剣にマネタイズをしたいと考えるなら、ある程度のリスク(出費)は覚悟でそれなりのレンタルサーバーを借りたほうが良いですね。
おすすめはエックスサーバーで、このサイトでも実際に使用しています。
値段が高いと言っても、X10プランで毎月900円(税別)〜なので、自販機で買う飲み物やコンビニ弁当を控えればさほど大きな出費にはなりません。
必要以上に追い込む必要はありませんが、サーバーはサイト運営における土台となる部分ですので、しっかりしたものを選ぶことが肝心かなと思います。
SNS(YoutubeやTwitter)も使ってみよう
まだあるのかと思うかも知れませんが、YoutubeやTwitterなど、活発なSNS(Social Network Service)を使ってみましょう。
使い方は、フォロワー数を増やしてみたり、様々なコンテンツを投下して反応を見たりといった感じ。
SNS(特にTwitter)を使うことで、リアルタイムで人の反応を知れる他、タイムリーな情報にアクセスできたり、どういうコンテンツに人は関心を持つのか等が分かります。
また、限られた文字数で過不足無く伝えたいことを伝える練習をすれば、リスティング広告文の作成などの実務にも活かせるので相乗効果は計り知れません。
詳しくはこちらで解説しています↓
その3.オンラインコンテンツ・Webスクールを活用
最近だとオンライン配信の講義なども増えて、誰でも簡単に見られるようになりました。
有料のものは多いですが、オンラインコンテンツは上手に扱うことで出費を抑えることが比較的可能になります。
実際に、いくつかオンラインスクール、オンラインで学べるサービスを紹介します。
デジタルワークショップ 無料で学べる&Google公認
Google公認のWebマーケティング学習サービスであるデジタルワークショップは、Webマーケティングの知識を一通り学ぶことができます。
受講も無料で、知識をしっかり身につけるなら十分活用の余地があるでしょう。
実際に私も受講してみて認定証を取得できたので、是非取り組んでみてはいかがでしょうか。内容としては初心者向けなので、上級者には物足りない感じ。
レビューはこちら↓
Udemy(ユーデミー) 格安で高品質な講義を受講可能
安価で品質の高い学習用講義としては、Udemyもオススメです。
Udemyの場合、Webマーケティングだけでなく、Webデザイン、Webプログラミング等幅広い講義を受けられるのもポイントですね。
私はPythonの講義を購入しましたが、価格に対して内容のクオリティは高かったので、他にもWebマーケのラインナップにも掘り出し物が多いかもしれません。気になるものがあれば探してみて下さい。
たまに、超破格のセール(最大で90%オフのときも…!)を実施しているので、そのタイミングで動画を買うと大分お得になりますよ。
詳細はこちら↓
デジプロ 実用的なスキルを身につけるならここ
デジプロは未経験からWebマーケターの必須スキルである、「広告運用スキル」を2ヶ月で身につけるスクールです。
実務に即して売上を作るスキルを身につけるなら、おそらくここが最適なのは間違いありません。しかし一方で、税込で総額418,000円と、他のサービスと比較するとお金が掛かります。
それでも、Webマーケターとして就職するスキルを身につける、フリーランスや副業で稼ぐ力を身につけるなら投資する価値は十分ある内容なので、気になる人は無料相談から初めて見るのが良いですね。
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※7日間は全額返金保証
ジッセン!オンライン Webマーケのコンテンツが豊富
ジッセン!オンラインはSO Technologies株式会社(旧:株式会社サーチライフ)が提供するWebマーケティング学習のための動画コンテンツです。
無料動画でも十分ですが、有料会員になることでより応用的なWebマーケティングの知識を学べます(無料会員でも、1週間限定で有料動画の一部が解禁されます)。
初心者から上級者まで対応しているので、どれを選ぶか悩んだらひとまずジッセン!オンラインだけで大丈夫かなと思いますので、お好みでどうぞ。
強いて言うなれば、常に自分で学習し続ける&アウトプットする場を持ち続けるなど、自分自身のモチベーションがないとインプットして終わりになるので、そこだけは要注意。
レビューはこちら↓
TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademyは、もともとはWebプログラミングを学ぶ完全オンラインのプログラミングスクール。実はプログラミングだけでなく、Webマーケティングの内容を学ぶこともできます。
メンターがつくことでモチベーション管理をしてくれますが、費用は独学などと比較すると高く付きます。Webマーケティングで食べていく覚悟のある人は検討の余地がありますね。
詳細はこちら↓
TechAcademy公式サイトはこちら
※実践的Webマーケに取組める
その4.実際に就職・転職して実務を学ぶ
荒業ですが、実際にWebマーケティングの会社に転職してしまうのも一つの方法です。これを勉強といっていいのかどうかは人によるかもしれませんが…
「勉強してから転職」という流れを抱く人が多いですが、Webマーケティング業界は人手が不足しているので、未経験でも採用を受け付けている会社はあります。
なので、転職成功した後は遊びを犠牲にする覚悟で必死で勉強するという、追い込まれてもヘコタレない不屈の精神をもった人なら、これが一番効率いいのは間違いありません。
未経験者は派遣も含めて幅広く探そう
未経験者の場合、キャリアの一番始めはそこまで拘らなくても大丈夫です(とはいえ、未経験からであれば、実務の基礎的なスキルをしっかり固められる会社、特にWeb広告代理店が良いです)。
未経験であることの一番の障壁は「実務を知らないこと」なので、ここを突破することができれば、その後の転職先を広げることは可能ですので。
実際未経験から入った私でも、実務1〜2年で大手代理店が求める条件を満たすことができました(企業は必ずしも実力だけを買っているわけではありませんし)。
それでもしっかりしたところを狙いたいなら、パーソルテクノロジースタッフやModis
IT派遣のメインターゲットはエンジニアのためWebマーケティング案件はそこまで多くありませんが、就労条件が整ったものが多いためエントリーする価値は十分にあります。
レビューもあります↓

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実務を積んだらフリーランスorキャリアアップ転職を狙おう

実務経験を数年積み重ねることができたら、転職or独立という選択肢も見えてきます。
Web集客に関して悩みを抱える企業は多いため、広告運用やアクセス解析のスキルとそれを数値で語ることができれば、企業担当者の興味関心を引くことができるかもしれません。
転職サービスとしては、dodaのような業界最大手のサービスから、
いくつか登録してみて、自分と相性が合うと感じたサービスを使うのが良いでしょう。

まとめ:複数組み合わせて取り組むべし

Webマーケティングを学ぶ方法は1つだけではありません。むしろいくつかの学習方法を同時に並行するのが一番です。
Webマーケティングはあくまでも手段でしかないので、肝心なことはどういった目的でWebマーケティングを学ぶ必要があるのかをしっかりと確認すること。
将来のキャリアや、今の仕事で必要になったなど、人によって事情は様々でしょう。
自分にマッチする方法であったり、今の自分に必要な方法をしっかりと取捨選択して、最適な方法を選んで学習を続けみてください。

- Webマーケターとして活躍したい!
- Webマーケティングを用いて更にキャリアアップしたい!
- 未経験だけどWebマーケティングに挑戦したい?
Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
人生における重大な決断である転職を失敗させないために、良質なエージェントを活用して、キャリアップに挑戦してみませんか?