この記事にたどり着いた方は、上記のような悩みを抱えてるのでは?という方が多いかなと思います。
確かに初心者や未経験者からしてみれば、Webマーケティングは未知の世界です。
しかし、どんなこともやってみれば案外どうにかなるもの。私も20代後半のときに、人材派遣を使って未経験からWebマーケターに転職をして、広告とかSEOとかアクセス解析とかいろいろやって、2020年となった今でもなんとか生き延びてます。
だから、どうにかできるはず…!
目次
Webマーケティングは難しい?
「絶対の答えがない」という意味では、自分で答えを作らなければならないという理由から難しい要素はあるのかもしれません。
特に、ITやWebとはさっぱり無縁の人からしてみれば、難しそうなプログラミングをしていたり、PhotoshopいじってWebデザイン作る工程は、一見難しそうに見えるでしょうし。
しかしWebマーケティングの場合、特にプログラムが書けなくても、Webデザインを自分で設計できなくても、ひとまずは大丈夫。
その代わり、Webマーケティングの仕事をする上で克服すべきことがあるのも間違いないと思うので、この記事では克服すべきことについて書いてきたいと思います。
Webマーケティングでつまづきやすい3つのポイント
Webマーケティングの仕事をする上で、特につまづきやすいのかな?
と思う点を3つ挙げてみたいと思います。
- 専門用語を覚えるのが大変
- Excelで処理するデータ量が多い
- 絶対の答えがない中で決断すること
それぞれについて説明します。
1.専門用語を覚えるのが大変なこと
まずWebマーケティングに限った話ではないですが、IT業界も含めて、横文字が頻発して出てきます。それこそ、「お前はルー○柴かよ」ってくらいに。。
例えば、上げるだけでも次のような用語があります。
Webマーケで出てくるめんどくさい用語例
- インプレッション(Impression):Web広告の表示回数。
- コンバージョン(Conversion):購入や申込みなど、サイト内で最終目標とされるサイト訪問者の行動。
- アロケーション(allocation):主に広告配信媒体ごとの予算配分を変更する際に使う。
- ROAS(Return On Advertising Spend):広告経由の売上を広告に使用した費用で割った数値(割合)。いわゆる、広告のコストパフォーマンス。
- KGI(Key Goal Indicator):企業におけるビジネスの「最終目標」を評価する軸。
- KPI(Key Performance Indicator):企業におけるビジネスの「中間目標」達成度合いを評価する軸。
- レビュー(Review):評価すること。Web広告の運用結果を、クライアント等に報告するときに使われる。
Webマーケティングの中にもよく使うものもあれば、IT業界全体でよく使われるものもあるので、経験の浅い人ほど分からない単語が出てくるたびに「?」となりかねないかな… と。
2.Excelで処理するデータの量が多いこと
次に、Excelを用いたデータ処理の多さです。
Webマーケティングを仕事にする以上、Excelとはお友達になることは必須と言えるくらいです。たまに、Googleスプレッドシートとかも使います。
1つ1つ手入力だったり、マウスを使ってポチポチやってたりしてると、正直時間がいくらあっても足りない状況になりかねません。。
会社によっては、「Atom」を始めとしたレポートツールとか使ってるところもありますが、蓋を開けてみると裏でExcel関数がゴリゴリ組まれていて、セルの行を1つ消したら全部崩れた、、なんてことも。
いずれにせよ、Excel操作は必須のスキルになるので、ここでしっかりと身につけないと生き残るのが大変です。
3.絶対の答えがない中で自分で考えて決断・実行すること
Excelも大変ですが、おそらくこれが一番大変かなと思います。
というのも、Webマーケティングの世界では「これしかない」という正解が、常にあるとは限らないからです。
正解を当てるように遂行するというよりは、「選んだものを無理矢理にでも正解へと導く」といった方が適切かもしれません。
クライアントから預かった予算の中で、いくつかある最適な答えの中、自分だったらこの施策をうつ、ということを企画・提案、そして実行する必要があるためです。
なので、常に正しい答えを期待してそれに寄りかかろうとする姿勢だと、結構苦労するかもしれません(実を言うと私自身も、この傾向結構強いタイプだったりします)。
対策方法は?
というわけで対策方法について。
魔法のような手段はありませんが、強いて言うならば「習うより慣れろ」といったところでしょうか。わからなかったら調べたり、使えるようになるまで繰り返し使えるようにする。
決して楽とは限らないですが、一度やってしまえば案外すんなりと身につけられるのも確かなので、とにかく手を動かして覚えるのが一番だと思います。
1.専門用語はひたすら慣れるしかない
こればかりはひたすら慣れるしかないでしょう。
しかし、一度聞いてGoogle検索で調べる等すれば意味はすぐ分かるので、あとは忘れないように反復すればそのうち体が慣れると思います。
あと、聞くだけでなく自分でも使えそうな場面で使ってみることで、更に定着は進みます。
以前、Webマーケティング(特に広告運用)の用語集をまとめた記事もあるので、併せてチェックしてみてくださいね↓
2.Excel処理は関数やショートカットキーを覚えること
Excelに関しても、関数やショートカットキーは使って覚えるしかありません。
要領の良い天才型の人は、もしかしたら見るだけでマスターできるかもしれませんが、大半はそうでないと思うので、これも使えそうな場面で使う、これ以外習得の道はないかと。
こちらも以前に別記事でまとめたので、ご参考にどうぞ↓
3.「間違えてなんぼ」と考える(開き直る?)
Web広告を日々運用していると、目標とする指標に到達するためにキーワードを入れ替えたり、広告クリエイティブを入れ替えたり、日予算を変えたりといった「判断」と「施策の実行」は避けられません。
それらはもちろん、日々の数値を見ながら判断をして実行していくのですが、当然ながら間違えることもあります。
しかし、だからといって間違えることを恐れても、広告の運用スキルは改善しません。むしろ、間違えた理由であるとか、施策を実施したところどう変化したかといった小さなことを、一つ一つ自分の中に蓄積することが重要です。
その積み重ねこそが「スキル」となり、自らの市場価値向上にもつながるので、失敗を恐れないというか、むしろ間違えてからがスタート、間違えてなんぼぐらいの気持ちをもって、広告と向き合うのがいいのかなと個人的には思ってます。
もちろん、クライアントから頂いた予算に違いはないので、予算を無駄にしない気持ちは持ち続けた上での話ですけどね。
最後に:やっぱり「習うより慣れよう」
繰り返しにはなりますが、Webマーケティングは「習うより慣れろ」が特に強い仕事だと思います。
もちろん、事前に基礎学習とかはするに越したことはないですが、それでも実際の仕事をする中で、発見したり気づくこと、学ぶことの方が圧倒的に多いです。
なので、Webマーケティングを難しいと感じているならば、実務経験を積むことでしか苦手意識や「難しい」という気持ちは克服しづらいんじゃないかなと思います。
最初は誰もが不安に感じるのは確かだと思いますが、それでも最初の一歩を踏み出せるかどうかが、Webマーケのキャリアを創る上ではとても大切になるんじゃないでしょうか。
- Webマーケターとして活躍したい!
- Webマーケティングを用いて更にキャリアアップしたい!
- 未経験だけどWebマーケティングに挑戦したい?
Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
人生における重大な決断である転職を失敗させないために、良質なエージェントを活用して、キャリアップに挑戦してみませんか?