転職ノウハウと豆知識

大阪から東京の会社へ転職する人が損しないための3つのコツ

大阪から東京の会社へ転職する人が損しないための3つのコツ
大阪ってマジでジリ貧。給料少なすぎ。東京出たいわー
うちの会社ITやWebへの理解なさすぎ。冷遇されるばっかりやん。東京出たいわー

こんな風に、地方(ここではあえて大阪)から東京への転職を考える方って、実は結構多いのではないでしょうか。

実際、地方の衰退を防ぐための政策も、自治体の消滅を防ぐために若者の移住を促進させるとか、根本的に何かを間違えている地方が多いのが現状です。

正直な所、地方も行政もいつまでもこんな感じであれば、将来有望な若い人はさっさと見切りをつけて東京に出るべきです。仲良く無様に貧乏になる必要なんかない。

 

…とはいうものの、貧しい地方ではそもそも給与も低いので、高い志を持っていても東京への移動には当然お金がかかり、負担になります。そのような中での転職活動は、本当に大変でしょう。

そんな問題関心から、これまで私が経験した大阪から東京への転職活動において、できるだけ損しないためのコツをまとめてみました。

希望に満ちた将来を無駄にしたくないと考える20代〜30代や、地方から東京に飛び出して自分の可能性に挑戦したい、そんな思いを持った人の参考になれば幸いです。

大前提:東京へ転居できること&理由を明確にすること

まず現在大阪であるならば、そもそも東京への転居が可能なのかどうか、しっかりと伝えること大事です。意外とここ、見落とされがちなんですよね。

企業も限られた時間の中で転職希望者と面談を組んでいるので、担当者をがっかりさせないよう、東京へ転居できる意思表示をしっかりしておきましょう。

また、「なぜ東京の企業を応募したのですか?」と問われることも多いです。ここもしっかりと、東京の企業を自分が選択した理由を伝えることが重要になります。

といっても、そもそも大阪の企業は東京よりも明らかにレベルも収入も低いので、

下流工程ではクライアントへの本質的な問題解決に限界があることに気づきました。そのため、より上流の仕事に携わりたいです。
地方では東京都比べると成長スピードが遅いだけでなく年収レンジも低い。すなわちレベルの低い仕事しかできないことに危機感を覚えました。そのため、最先端である東京で挑戦したいです。

といったことを伝えられれば、納得してくれる企業は多いと思います。

大切なのは、普段の仕事を通じて、自分が感じた疑問や問題関心を、東京への転職とリンクさせることですね。

コツ1.オンラインでWeb面接ができるか交渉する

職種や業界にもよるのですが、そもそも大阪から東京へいちいち行くのが大変です(東京へ転職したいとはいえですが)。

IT・Web系の企業や広告代理店など、ITリテラシーの高い企業であれば、SkypeやZoomといったビデオチャットサービスを使っての面接(オンライン面接)を承諾してくれるケースも多いです。

オンライン面接の場合、直接面と向かって行うわけではなく、自分の姿や見栄えが悪く移ることもあるため、通常の面接と比較すると苦労することも多いのは事実です。

ですが、平日に大阪で仕事をしながら東京へ出向いて面接をするとなると、有給休暇を取得する以外に手立てがないので、オンライン面接は積極的に活用することが重要になります。

  • IT・Webへのリテラシーが高い企業であれば、オンライン面接に対応してくれる企業は多い。
  • 逆にITやWeb、通信系の企業に関わらず、オンライン面談に応じてくれない会社は業界的に考え方が古い可能性が高いので要注意。

コツ2.面接の日程や進捗の足並みを揃える

woman formal suit situation

転職で大変なことの1つに、応募、選考を進めている企業との日程調整があります。これが意外と大変なんですよ。何故かって言うと、企業毎に選考スピードが異なるから。

しかもそれが、自分が住んでいる大阪や近畿圏内であればまだしも、東京で行うとなれば、相当大変なことになります。

そして企業から内定が出たものの、そこが第一志望ではなかったとき、他の企業と条件比較をしようとしますよね。

ですがそこで、内定承諾の猶予期間が殆どないことが多いです。せいぜい3日程度、長くて1週間程度です

大学受験のように滑り止め的に内定をもらえても、企業からしてみれば人手が欲しくて仕方がない状態なので、スケジューリングをしくじると条件面でしくじることもあります。

そのため、複数面接を受けている場合は、キチンと日程調整をすることがすごく重要になります。

  • 選考がバラバラだと、内定を獲得した直後に思わぬ落とし穴があります。
  • 同時進行できる方が、東京遠征の回数も減らせるなどメリットは大きい。

コツ3.東京遠征のための宿泊&交通費を安く抑える

何気に深刻な悩みが、大阪⇔東京間の交通費&宿泊費です。

大阪のWeb系職種は、ぶっちゃけ年収レンジが低すぎ。そのため、東京へ転職しようにしても、そもそもの移動代が捻出できるかどうかが怪しい、なんて人もいるかもしれません。

そのため少しでも費用を抑えるべく、東京へ行けそうな日程が分かり次第、コストを抑えられるように値段をチェックしておくことが大事です。

交通と宿泊がセットプランが楽ちんでオススメ

トーキョーブックマークやぷらっとこだま、日帰り出張プランが良き。

一番安くて、東京出張1泊2日で21,000円〜なので、割とお得かなと。2日あれば、2回は企業との面接日程を組めると思います。

日本旅行の公式サイトから申し込みができますよ。

 

JR+宿泊セットプランを探す

交通手段単体で選ぶなら高速バスorぷらっとこだまが鉄板

とはいえ、交通と宿泊がセットの場合、お得とは言えどうしても価格が高騰する場合があります。他の消費者も欲しがり、競争が激しいからです。

そのため、交通と宿泊を単体で購入した方が、結果的に予算を抑えられることも多い。

高速バス・夜行バス

交通手段を単体で安く抑えるなら、真っ先に候補に上がるのが高速バスです。

夜行便であれば4,000〜12,000円くらい。昼行便だと5,000円以下に抑えられることもあります。

とはいえ高速バスは結構身体に堪えるため、できればあまり使いたくないもの事実(私も使いたくないのでオススメしません)。

ぷらっとこだま

そういう人は、JR東海で販売されている「ぷらっとこだま」の活用がいいかもしれません。

移動時間が約4時間掛かること、乗り遅れたらTHE ENDといったリスクはありますが、大阪→東京間の片道を約10,000円程度で済みます(通常価格だと、片道で13,500〜15,000円くらい)。

宿泊単体で安く取るなら外資系ホテル予約サイトを活用しよう

外資系のホテル予約サイトを活用するのがオススメです。

特にBooking.comがお得でした。海外のホテル限定かと思いきや、東京や大阪といった国内のホテル予約でも便利に使えるんですよね。

時々タイムセールがやっており、東京23区内で1泊7,000円のホテルが3,500円くらいまで下がることもありました。

予約完了画面

もちろんカプセルホテルとかになるので、ランクは低いし、アメニティが下がるのは否めませんけどね。

なるべく予算を抑えたい場合は利用価値があると思います。是非とも検索してみて下さい。

 

お得な宿泊料金を検索

  • 情報を常に収集していれば、お得に東京遠征の費用を抑えることは可能。
  • 面倒くさいけど予算が厳しければ、あらゆる手段を使って費用を抑えよう。

最後に:東京へ出れば可能性は無限大【IT・Web業界なら】

マイナビからの景色(主に新宿)

地方の衰退が社会問題となり、地方を盛り上げようという世の流れに真っ向から逆らいますが、IT・Web業界で年収アップを目指す人、より上流の仕事を獲得したい人は、間違いなく東京へ出るべきです。

今なお東京は日本経済の中枢であり、ITリテラシーへの理解があるクライアントがいるのも、大体は東京だから。

 

地方ではまだまだ、

営業は客先に出向いてこそやで!
マーケティング?何それ?意味あるの?
なんでWeb広告に予算を割かないといけないの?営業があるからいいじゃない

こんな時代遅れなことを言っている企業は山程あります。確かに営業などは足を使って客先に訪問する、対面で接することに一定の価値があるとは思います。

ですが、厳しいことを言うと「バカ」だと思います。だって今では、オンライン通話なども当たり前になりつつあるわけですし。若手からしてみればホントに呆れるレベルの会社もザラなんじゃないかなあと。

 

IT・Webのいいところは、場所を選ばずに働けることにあるのは事実ですが、それはあくまでも自分たちのワークスタイルでの話。他の業界は必ずしもそうではありません。

なので、IT・Webのスキルで収入アップし、より上流工程の仕事に関わろうと思ったら、まずは東京進出から始めることをオススメします。

20、30代というすごく貴重な時間を、しょーもない田舎地方で消耗するのは本当にもったいないですよ…!

それでも大阪でIT/Webや広告、クリエイティブな仕事に就きたい方は、こちらをどうぞ↓

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ハラキット
20代後半から未経験でWeb業界入りしたWebマーケター。ITとマーケティングのスキルがあれば人生をやり直せること、そしてそんな人の力になるべく日々活動中。本業は運用型広告(Google/Yahoo!)ですが、副業の最前線もお伝えしていく予定です。
Webマーケティングで今よりも更に成長したい人へ
ビジネスマン
  1. Webマーケターとして活躍したい!
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Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。

特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。

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