このブログは、20代〜30代で輝かしい経歴や実績がない人であっても、ITとマーケティングスキルを身につければ人生100年時代でも人生を豊かに生きられるのではないか、と一貫して主張しています。
そして、そのための手段が、Webマーケティングを学ぶことであったり、いっそのことWebマーケターに転職してしまうこと、だったりします。
しかし、誰も彼もがWebマーケターになればいいわけではありません。当然、Webマーケターに向いてる人がいる一方で、向いてない人もいます。
結論から言うと、次の4つが該当すると考えています。
- 座り仕事に絶えられない人
- 自分で問題解決する意志がない人
- 会社や雇用身分に安定を求める人
- 自分で学び続けてアップデートできない人
この記事では、向いてない人の特徴やその理由について、もう少し詳しく解説してみたいと思います。また、参考としてWebマーケターに向いてる人について書いた記事もあります。こちらも参考程度にしてもらえたら。
目次
その1.座り仕事に絶えられない人
以外と語られないですが、まずIT・Web業界の職業は、大半が座り仕事(デスクワーク)です。ですので、座り仕事に耐性がないと続けるのは困難です。
というか、Webマーケターに限らず、座り仕事に耐えられない人はIT業界自体を辞めたほうがいいでしょうね。
以前の職場で、ホテル勤務だった方が、未経験からWebマーケティング職に転職されたことがありまして、私の同僚みたいな形になったことがあります。
しかし、これまでは動き回る仕事がメインだったため、ずっと座ってるのがしんどいと言われてました。
結局その方は、早期で辞めて違う職場へ転職してしまいました。この時になって始めて、IT系の仕事でずっと座るのを我慢できない人もいるんだなと感じました。
個人的な感覚ですと、立ち仕事で動き回ることが多く、多くの人とコミュニケーションを取ることが好きな(というよりそうしないと不安を覚える)人は、Webマーケターに限らず、IT系職種全般が向かないかもしれません。
つまり、地味で退屈な仕事に耐えられず、肉体労働が好きだって人は、Webマーケターは辞めた方が良いでしょう。もちろん、プログラミングにも向かないかな、と。
その2.自分の頭で考えて問題解決する意志がない人
得られたデータを元に、そこから次にどんな施策につなげるかを考えるのが仕事なので、この「考える」ことができない人、もしくは考える意志が弱い人は辞めた方がいいです。
具体的にどんな人かといえば、「どんなことしたらお金稼げますかー!?」と稼いでる人にいきなり聞いちゃう人とか、聞くだけ聞いて何もしない人とか、ですね。
いやいや、むしろそこを考えるのがあんたで、その自発性と創造性に企業はお金(給料)を払ってるんやで、と。。
とはいえ、全くの未経験から入る人は、そもそも「考え方」をインストールするところから始めなければならないので、人が思ってる以上に「自分の頭で考える」ことは難しく、ハードルが高いのは確かです。
大切なことは、「間違ってもいいから自分の考えを表明して、(可能であれば)実際にやってみる」こと。始めの内は確かに間違えることが多いのですが、やってくうちに精度は高まるはずです。いわゆる、「勘」を掴めるようになるので。
Webマーケティングの場合、「間違えてなんぼ」というか、「間違えながらも正しい答えにたどり着く」のが仕事のスタンスであることは知っておいて下さい。失敗は終わりではなく、成功への始まりです。
その3.会社や雇用身分に安定を求める人
一般論ですが、所属する会社が安定している(経営がうまくいっている)ことを求めるのは、決して間違ってはいません。誰だってそうしますし、私だってそうします。
ですが、マーケティングの仕事をする人は、むしろ「このオレが安定させてやる」という攻めのスタンスの方が望ましく、むしろその方が伸びしろがありますね。
こうした姿勢に共感しない人は、辞めた方が無難かなと。。
正社員という雇用身分に必要以上にこだわる人、一生今の会社で勤め上げるんだ!という考えの人や(といっても、今どきこんな考えの人がいるのか疑問ですが)、植物のように静かに何事もなく定年まで勤め上げたい、という人だと、厳しい気がします。
もちろん、だからといって正社員になるな!という意味ではありません。なれるのであれば、正社員になった方が断然良いのは確かです。
気持ちは分かるんですが、IT・Web業界は変化の激しい世界なので、会社に安定を求めるよりも、自分自身が変化に適応する方がよほど安定しますよってお話です。
その4.自分で学び続けてアップデートできない人
これは必ずしも「机に向かって勉強しろ!」というわけではないのですが、仕事の経験からも他者の話からでも「学ぶ」姿勢ができない人は大変かと思います。
要するに自分で自分のことをアップデートできない人は、正直きついかなと。
IT・Webの世界は変化の波が早く、1年前のものが陳腐化することもしばしば起こります。現在のトレンドが何かを掴み、それに適合していかないといけないので。
特にリスティング広告等は、Googleによって仕様の変化がよく起こるので、動向を追っていくことはほぼマストです。
業界で結果を出している人は、「やらされ仕事をしている」というよりかは、「自分で好きなことをしているだけ」という感じの人が多いため、いかに「自分ごと」にできるかがポイントだと思います。
そのためなら、正直会社の仕事だけじゃなくて、個人で副業アフィリエイトしたりとかしながらやっていく方が、お小遣いも増える&情報収集するようになるので、一石二鳥かなと。
いずれにせよ、「無理のない」方法で長く続けられるかどうかが鍵になりますね。
まとめ
- 座り仕事に絶えられない人
- 自分で問題解決する意志がない人
- 会社や雇用身分に安定を求める人
- 自分で学び続けてアップデートできない人
こうしてみると、座り仕事への適性以外は「主体性があるかどうか」が全てだと感じます。他力本願傾向な人、「何かあったら他人のせい」がデフォルトスタンダードな人は、ぶっちゃけ向かないので辞めた方がいいです。
それに、人に指示されてやらされるだけであれば、そこに自分の意見を食い込む方法がない限り、職場を変えた方がいいです。やらされるだけだと本当に仕事はつまらないですし、精神が腐る&貴重な時間を損失するなど、あまり良いことはありません。
自分が「なぜ今の職場に所属しているのか」について、明確かつ納得のいく答えが出せなければ、次のことを考えた方が建設的でしょう。
最後に:己を知れば100戦危うからず
独立精神があり、トラブルに見舞われる事態に陥ったとしても、どうやって切り抜けるか、どうすれば解決できるかと、自分自身の頭で考え続ける力が求められるのがマーケティングの仕事です。何より、その状況を楽しめないと多分苦しいはず。
いずれにせよ、世の中に仕事はたくさんあり、会社勤めだけでなく、「パラレルワーク」を始め個人の働き方は多様になってきているので、自分がどういう仕事をどういう形態で続けていきたいか、つまり「自分を知ること」が最重要事項になります。
どんな人にも「適性」はあります。もちろん適性が全てではないですが、適性のある仕事の方が無駄な労力をかけずに、必要以上に苦しむこともなく結果を出せると思うので、自らの適性をしっかり知ることが大切なのは間違いありません。
この記事を通じて、自分にはむしろ向いてるかも!?と思ったならば、体験談を調べたり、自分で転職エージェントに登録するなどして、情報収集をされるのが良いでしょう…!
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