人間関係

地元に帰りたいと悩む人がすべきアクションプラン【本当に帰るべき?】

黄昏少女

生まれ育った地元に帰りたくなる心理は、大学や社会人デビューしたことのある人なら、誰もが一度は経験したことがあると思います。

私は大学進学時に、いわゆるホームシックに苛まれた経験があります。地元の友達と離れ離れで、この先上手くやっていけるかなぁって。

結局私は、地元に帰ることはせず、そのまま大阪へ(意図しない形で)Iターンすることになりました。

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だけど多くの人は、そもそも帰りたいのか、帰ってもやっていけるのか、自分でわからなくなってる人も多いんじゃないでしょうか。

そんな人達のお悩み解消に、私なりに「こうするといいのでは?」というのを考えてみました。

【悩み別】地元に帰りたくなる理由

いくつか、地元に帰りたくなる理由を考えてみました。

ほとんどの人は、いずれかに当てはまるんじゃないかと思います。

両親との関係

離れて暮らす両親が定年退職したり、介護が必要になったりした場合、子供としては不安になりますよね。

仕事で働き始めると、離れて暮らす子供は親元へ帰る機会も減るため、親の身に何かあったらと、気になって仕方なくなるのは自然な感情だと思います。

将来のこと

今の状態で、将来大丈夫かな…という漠然とした不安を感じる若い方は多いです。もちろん若い方だけではなく、働き盛りの30代以降の方もいるでしょう。

現在の若い世代は、年金ももらえないのではないかとも噂されてますし、70代、80代になっても働かなくてはならないのではと、不安に思う人も多いでしょう。

友達の結婚

青春時代を共に過ごした地元の友達が結婚することになった、なんて知らせを聞くと、自分も急がないとマズイかなと焦る人もいるでしょう。

初めは独身でもいいやと思っていた人も、周囲の結婚ラッシュを目の当たりにすると、流石に自分もしないとマズイのでは…という心理に陥ることも多いみたいです。

今のお仕事

将来のことに通じる部分もあるかもしれませんが、漠然と今の仕事にやりがいを感じなくなったり、将来性があるか不安になる人もいるでしょう。

もしくは、親が病気で倒れたことで家業を継ぐことになった、なんて人もいるかもしれません。

それぐらい仕事って、住む場所に影響する要素だなと改めて感じます。ここは人によって大きく悩みが分かれそうですね。

地元へ帰りたいと思う人がすべきこと

地方の事情を知った上で、それでも地元に帰りたいと考える人はどういうアクションを取るべきなのでしょうか。

地元の友達に相談する

自分の帰る地元に親しい友人がいるのであれば、その友人に相談するのが良いでしょう。何せそこに住んでるわけですから、自分よりも詳しいはずです。

家賃はどれくらいか、子育て支援制度はあるか、治安は昔と変わってないか等など。

自治体に聞くのもOKですが、より人間関係的な内容については、直接住んでいる人に聞くのが一番確実でしょう。

地元の求人事情を知る

地方はただでさえ仕事がないと言われています。

あるにはあっても、土木や農業といった、肉体労働の仕事しかない、なんてこともあるかもしれません…。ホワイトカラーは役場か銀行(もしくは農協)なんて地方もあるのではないでしょうか。

自分がこれまで積み上げてきたキャリアを生かせる仕事が、通勤できる範囲にあるかどうかは事前に洗い出しておく必要があるでしょう。

もちろん最後の手段として「起業する」という選択も、人によってはありかも知れません。

今すぐ帰るべき理由があるのか自己問答する

そもそも今すぐ地元へ帰るべきなのか、一度冷静になって考える必要もあります。

転居や移住は、思いつきではなかなかできません。

自分が帰るべき理由があるのか、どうしても今すぐ帰りたいのか、感情が高まってる状態での意思決定は、大抵失敗か、後々に大きく後悔することになります。

地元に帰って得るものと失うものを比較&視覚化する

集めた情報をもとに、それぞれのメリット・デメリットをまとめることも非常に重要です。

良いこと悪いことが可視化されることで、全体を俯瞰してみることができるため、始めは良いと思ったものが、実は案外そうでもないのでは?といったことに気づけることもあります。

これは何も、「都会を離れて地元に帰るか否か」だけではなく、一般的な問題解決・意思決定時に使える方法です。

4セルを使って、メリット・デメリット(例)をまとめてみました。

都会で暮らす地元で暮らす
メリット
  • いろんな属性の人と交流できる
  • お賃金が多い
  • インフラが充実
  • モノが多い
  • 子供時代の世界で暮らせる
  • スローライフ
  • (親がいれば)一緒に暮らせる
  • 物価が安い
デメリット
  • 人間関係が希薄になりがち
  • 物価が高い
  • 満員電車がキツい
  • 空気がマズい
  • 人間関係が排他的
  • お賃金が少ない
  • 過疎化が止まらない
  • インフラが不整備

こうして悩みをまとめた上で、もっとも優先順位は高いものはどれかを見極めることがポイントになります。

また、すべての要望が可能コトは難しく、「何かを得るならば同等の何かを失う」覚悟を持つことも重要です。

それが嫌なら、基本的には現状維持をする方が幸せな人が大半でしょう。

提案:リモートで働けるスキル・環境を手に入れる

これは私の私見です。

居住に関する悩みを解決する最強の答えは、「手に職をつける」ことだと思っています。

厳密に言えば、「場所を選ばずに仕事ができる、お金を稼げるスキルを身につけること」です。今の時代だったら、インターネット環境とノートPC一台があれば、在宅でも外出先でもスターバックスの店内でも、仕事ができてしまいます。

具体的には、Webデザイナーや、WebエンジニアといったWeb職種、ビデオグラファーやWebライターといった、Web系の職種が代表的です。

…こういう話を聞くと、まだまだ胡散臭いと感じる人もいるかも知れませんが、世の中は既に副業推進の動きも進んでおり、会社だけに頼らず自らスキルを身に着けて仕事を獲得するといった流れが、今後は「当たり前」になる可能性が高いです。

 

…とはいえいきなり稼ぐのはあまりにも現実的ではありません。まずは情報収集から始められることをおすすめします。

例えば、オンラインでWebスキルを身につけるTechAcademy (テックアカデミー)プログラミング無料体験に参加してみたり、ヒューマンアカデミーの「知識ゼロから稼げる! 在宅ワーク講座」の資料請求したりはすぐできますね。

こうしたちょっとしたアクションは、誰でも起こせるでしょう(逆に、たったこれだけのことでも行動できないと厳しいかも…)。

あるいはTwitterを始めとしたSNSを使って、自分の理想的なライフスタイルを築いていると思しきアカウントをフォローする、などもよいでしょう(中には人を騙している悪質なアカウントも多数存在しているため、見極めが非常に重要です)。

まとめ:感情的にならずに冷静に状況を俯瞰しよう

移住や地元へ帰ることは、決して安易に行えるものではありません。

一方で、生まれ育った地元へ帰りたいと思う心は、誰もが持つ当たり前の感情です。奈良時代の遣唐使として唐に渡るも、ついに日本の土を踏むことなくこの世を去った阿倍仲麻呂ですら、国に帰りたいと願ったと言われています。

地元へ帰ることで手に入れられるものと失うもの、今とどまることで手に入ることと失うものをしっかりと精査し、その上で自分はどうするのかを決断するのが良いでしょう。

ABOUT ME
ハラキット
20代後半から未経験でWeb業界入りしたWebマーケター。ITとマーケティングのスキルがあれば人生をやり直せること、そしてそんな人の力になるべく日々活動中。本業は運用型広告(Google/Yahoo!)ですが、副業の最前線もお伝えしていく予定です。
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