プログラミングに適性はあるの?というお話ですが、結論から言うと、プログラミングへの適性は確かにあります。具体的にはこれ↓
- 長時間の座り仕事に耐えられる
- ものを作ることが好き
- 論理的に物事を考えることが好き
- あたらしい技術でも自己学習できる
こういうと、エンジニアになりたいけどプログラミングに適性ないから無理なのか。。とか諦める人も出てくるかもしれません。
これは何もプログラミングに限った話ではないんですが、どんなものにも適性って少なからずあります。
というわけで、
- プログラミングにはどんな適性があるか
- 適性がないけどやりたければどうしたらいいか
等をこの記事でお伝えできればと思います。
目次
結論:プログラミングに適性はある
結論から言うと、プログラミングにも適性はあるのは事実です。
ですが、どんなことでも「誰でもある程度やればできるようになります」。
もちろん適性があるかないかは、仕事をする上で影響する可能性があるので、適性がない人がプログラミングを仕事にすると、苦労はするかも。
気をつけるとしたら、プログラミングができることとプログラミングを仕事にすることを、一緒くたに考えない方が良いのは間違いないですね。
プログラミングに向いている適性
実際プログラミングに向いてる人の特性は次の通り。
- 長時間の座り仕事に耐えられる
- ものを作ることが好き
- 論理的に物事を考えることが好き
- あたらしい技術でも自己学習できる
それぞれ見ていきます。
1.長時間の座り仕事に耐えられる
IT/Web業界では、基本的にデスクに座ってPCとにらめっこすることが大半です。
そのため、座り仕事に耐性がないと、ぶっちゃけキツイです。これはプログラミングだけでなく、デザインやマーケティングにおいても同じ。
逆に事務職などの経験があれば、比較的馴染みやすいといえるでしょう。
2.ものを作ることが好き
プログラミングの適性で最も大きいのが、「ものを作ることが好きかどうか」です。
エンジニアの場合、システムやアプリケーション開発が主な仕事になるため、まさに「ものづくり」の仕事といえます。
また、ExcelのVBAやマクロを使って、無駄な作業を効率化するのが好き、という人には向いてます。これは共感できる人も多いんじゃないですかね。
3.論理的に物事を考えることが好き
IT/Webの仕事全般に言えるのですが、システムやアプリケーションを動かすには、ロジックを組む必要があります。
論理といっても、3段論法が分かる程度の論理的思考力があれば十分対応できるはず。
初めのうちは慣れが必要ですが、数年努力すればどうにでもなるでしょう。
4.新しい技術でも自己学習できる
IT/Web業界においては、技術のトレンドがどんどん移り変わります。
例えば、2014年頃にはJQueryというJavaScriptのライブラリ技術が流行しましたが、5年後の2019年には、jQueryではなくVue.jsというフレームワークがトレンドになっています。
このように、新しい技術がどんどん生まれてきているため、やはり時代に合わせて自らの技術を適応させることはどうしても必要になります。
では昔の技術は無駄なのかといえば、必ずしもそうではなく、むしろ昔の技術の延長線にトレンド技術があるため、いずれにせよ話題となっているものから過去使われたことまで、自ら学んで吸収していく学習姿勢が重要になる、ということです。
プログラミングとは翻訳の仕事である
一般的にプログラミングと言うと、難しい数式を考えるものと思いがちですが、実際はそうではありません。
プログラミングは数学よりも、どちらかというと「翻訳」の仕事に近いです。
コンピュータが理解できる言葉に翻訳する
プログラミングは、言ってしまえばパソコンへの指示書を書く仕事であり、「翻訳業」です。
どういうことかというと、コンピューターに動作の指示をする際、「コンピューター」が理解できる言語に翻訳する仕事こそ、プログラミングだからです。
そして、コンピューターが理解できる文の書き方や文法などは、予め決まっています。なので、プログラマーと呼ばれる人はそれを熟知ないし使いこなすことが求められます。
高度なアルゴリズムが求められるのは一部の天才のみ
確かに高度な処理をする際は、数学的な知識が必要になることもあると思いますが、Webのフロントエンドぐらいであれば、そこまで非常に難解なものは多くありません。
データサイエンティストやAIプログラマー等の仕事であれば出くわすことはあると思いますが、大半の人にとってはプログラミングは言語翻訳の仕事と思って間違いないですね。
プログラミングを始めるなら?
今の時代、プログラミングを学び始めるための敷居は大分下がりました。書籍を購入して買うのもの良いですが、月額1,000円程度でもがっつり学べるWebサービスもありますし。
なので、自分がやってみたい方法を選べばそれでOK、というのが正直なところです。
学習目的を設定しないと大抵は挫折する
しかし、プログラミングは学ぶ目的がないと、はっきり言って学習ゴールは遥か彼方であり、どんなに時間を掛けても足りません。
そのため、「なぜ自分はプログラミングを学ぶのか」を予めはっきりさせておかないと、たいていの場合は挫折して時間の浪費で終わることも多いので要注意です。
プログラミングで挫折する大きな理由2つ
プログラミングで挫折してしまう理由は大体決まっていて、次のいずれかであるケースが大半です。
- 自分で作るものが決められない
- 分からないことを質問できない
ですので、個人メンターをつけるなどすれば、誰でもプログラミングは身につけられる可能性は高まります。
多くのプログラミングスクールも、教室にいるメンターとやり取りを通じて自分でわからないことを解決できるから先に進める&転職にまで実現できるわけですので。
転職目的ならスクールを利用する方が効率が良い
最初から転職目的であるならば、スクールを使う方が早いでしょう。少なくとも、1人で自分で進める、というのはなかなかハードルが高いです。
そのため、スクールの無料相談を通じて転職までの流れを調べたり、もしくは身近なところで現役のエンジニアに師事するのも一つの手段でしょう。
多少お金は掛かるのですが、時間的にも効率的にもショートカットを実現することが可能ですよ。
最後に:まずは小さく始めてみることが大事
IT人材不足が叫ばれる中で、プログラミング学習サービスが次々と生まれてきています。
しかしその一方で、
- ユーザーからお金をだまし取っている!
- エンジニアへの理解が足りない!
という批判も同時に増えています。
確かに初学者や未経験から業界・職種に挑戦したい人にとって、何が正しくて何が間違っているのか分からないのは問題です。
だからこそ、そうしたトラブルを防ぐためにはサービスを使う前に「予め自分で学習する」ことが重要になります。
こればかりは、なるべくサービスに頼らず自分の手と足と頭脳を使って解決すべき。いろいろ試してみて、それでもダメなら初めて使ってみる、ぐらいが丁度良いかもしれません。
いずれにせよ、行動を起こさなければ現状はいつまで経っても変えられないので、とにかく動き出すこと、できそうなことから始めるのが良いのではないでしょうか。
参考までに、プログラマー転職に失敗した私の体験談も紹介しておきますね↓
結論から言うと、未経験からでもエンジニアになれます。
エンジニアは元々専門的なスキルがないとなることが難しい職業ですが、現代においては、プログラミングを学習できる環境が大分整ってきました。
中でも、エンジニアへの転職支援も想定したIT・プログラミングスクールも多数あるので、これからエンジニアへとキャリアチェンジしたい人にとっては朗報と言えるでしょう。
詳しく記事にまとめましたので、是非チェックしてみて下さい。