プログラミングスクールやWebマーケティングスクールで挫折してしまう人に共通している特徴について、解説していきます。
最初に結論を言ってしまうと、次の5つになります。
【Webマーケティングのスクール選びで失敗する人の特徴】
- スクールの知名度やブランドだけで選ぶ
- スクール卒業後のイメージがぼんやりしすぎ
- お金または時間をケチってしまう
- 「お客様は神様だ」と冗談抜きで信じてる
- 「自分の意志で選んだ」という気持ちが薄弱
当ブログでは、ITやマーケティングのスキルを身につけることで、自分の人生を主体的に切り開きたいと願う人のためのブログです。
その手段として、プログラミングスクールやWebマーケティングスクールの存在は決して小さなものではありません。上手に活用することで、道が大きく拓ける可能性があるからです。
しかし一方で、受講料の高さや仕事しながらの受講時間不足等、険しい壁はいくつもあり、最終的に失敗・挫折してしまう人が発生しているのは確かといえるでしょう。
だからこそ、一人でも多くの人がスクール選びで失敗・挫折しないよう、これまで私の方で得られた失敗談やその知見をこの記事に残したいと思いました。
もし思い当たる項目が該当したら、気をつけてみてくださいね…
目次
特徴1.スクールの知名度やブランドだけで選ぶ
まず1つ目は「知名度やブランドだけ」でスクールを選んでしまうことです。
どのスクールも学べる内容はだいたい同じところが多いですが、違うとしたら卒業後の進路や働き方の選択肢が変わってくることでしょうか(もちろんスクールの中には、カスタマーサクセス等のニッチな分野に特化したものもあります)。
TVCMとかで「聞いたことがある」とか、Twitter上でよくリツイートされてるとか、そういうポイントだけで選ぶのは、普通のお買い物より大金が発生する分、危ない考え方だと心得ておいてください。
特徴2.スクール卒業後のイメージがぼんやりしすぎ
2つ目は、卒業後の自分自身のイメージがぼんやりしすぎていること、です。
フリーランスになりたい、転職したいとイメージすることは確かに大事です。ですがスクールによって卒業後に選べる進路が変わるため、しっかりとチェックする必要があります。
フリーランスになりたくても、転職支援のみだったとか、スキルアップだけで案件獲得は自力でやるしかなかった、とか(そもそも未経験者がいきなりフリーになるのは至難の業です)。
「卒業後は都内広告代理店に就職して、年収は300〜400万スタート、3年実務を積んだ後にはマネージメント職に転職を狙えるようになりたい」といった感じで、数値とか具体的な仕事内容まで踏み込んだ上で、将来像を描けると失敗する可能性は減らせます。
特徴3.お金または時間をケチってしまう
3つ目は、スクールを受講するものの、受講期間や発生する費用をケチってしまうことです。
特に未経験の場合、Webマーケティングのスキルを一通り身につけるのにどれくらいの期間がかかるか、見積もるのは大変かもしれません。そういう場合は、「少し余裕を持っておく」ことが重要になります。
しかし、期間が長くなればその分お金も掛かります。そのため、期間を削っていいから少ない費用でなんとかしようとしてしまいがち。
ですが、必要期間までに身につかないと、延長料金として結局費用が当初よりも掛かってしまうことがあるので、そうなるくらいなら、最初から学習期間を少し長めに取ることをおすすめします。
特徴4.「お客様は神様だ」と冗談抜きで信じてる
Webマーケティングはその特性上、代理店に所属する人は必然的にクライアントワークメインになります。
だからこそ、お金を支払ってくれたクライアントの言うことは絶対だ、という文化やクライアントそのものに逆らえないこともあります。実際、そういうお客様には低頭平身する代理店はぼちぼちあるので…。。
ですが、だからといってクライアント絶対優位と盲目的に信じるのは危険です。
むしろプロフェッショナルなら、お金を支払ってくれたクライアントに対してITやマーケティングリテラシーを身につけてもらうべく、時には辛辣な批判も辞さない行動こそ本当のクライアントのためになるはず。
話を戻して、受講料を支払った受講生も「おまいらに高いお金払ったんだからもっとサービス手厚くしろよ!」と考えるのは、お門違いです。
スクールに非があるならばともかく、受講生が大金支払って買っているのはプロフェッショナルが命を削って手に入れた専門知識とその技術を使って、自らの人生の選択肢を広げる「可能性」ですから。
欲しい未来を掴み取るのは、あくまでも大金を支払った受講生自身であり、スクール側ができるのはあくまでもそのサポートのみ。お金を払ったからといって、確実な未来が100%得られるでしょうか?
「お客様は神様だ」なんて本気で考えてる人に輝かしい未来を手に入れる資格などそもそも存在しない、この上なく片腹痛いことであると思い知ってくださいね。
特徴5.「自分の意志で選んだ」という気持ちが薄弱
人生において最も大事と言えるのが「自己決定権があるかどうか」です。
これがあれば、たとえ間違った選択をしても「自分が選んだことだから」と自責で物事を捉えられるため、次のステップに進むことができます。
しかしこれが「他人に進められたから」「親の言うことを聞いたから」だと、失敗したときに、その選択に干渉した人物のことをものすごく恨むことになり、自分自身の精神にも悪影響を及ぼします。
自分で決めた苦労なら人はそれを受け入れられますが、他人によって強いられた苦労ならば、それを受け入れるどころか、苦労の原因となった人間を恨みます。そういうものです。大事なことなので2回言いました。
だからこそ、誰に何を言われても、最後に大切になるのは「自分でやると心から言えるかどうか」です。このことを大事にしてください。
まとめ:スクールの存在意義を知り自らの目的を忘れないこと
いかがでしたでしょうか。
最後に、この記事のおさらいです。
【Webマーケティングのスクール選びで失敗する人の特徴】
- スクールの知名度やブランドだけで選ぶ
- スクール卒業後のイメージがぼんやりしすぎ
- お金または時間をケチってしまう
- 「お客様は神様だ」と冗談抜きで信じてる
- 「自分の意志で選んだ」という気持ちが薄弱
Webマーケティングスクールも、安いところでも20万以上するところが大半のため、決して気軽に出せる金額ではありません。
しかし大金を支払ったからと言って、成功するかどうかは別問題ですし、良心的な価格でも優れたサービスもあれば、お金が掛かる割りにはクオリティが低いスクールもあります。
そのためスクールの受講を検討する人は、様々な情報にアクセスしたり、時には実際に利用した人の話を聞いたりと、自分が意思決定を失敗しないために必要な情報を集め、しっかり吟味した上で選択することが大切です。
- Webマーケターとして活躍したい!
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Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
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