Webマーケティングの実務でもよく使う関数の1つである、SUMIF関数に関する解説記事になります。
SUMIF関数自体は決して難しい内容ではないため、これからWebマーケティングの仕事を始める方、始めて間もない方はぜひとも身につけてください。
目次
SUMIF関数の概要
SUMIF関数は、条件に一致する数値を選び出して合計する関数です。
SUMIF関数の式の中身
SUMIF関数の式は次の通りです。
SUMIF(検索対象範囲,検索する条件,合計する範囲)
検索対象範囲 | 検索するセルの範囲を指定 |
---|---|
検索する条件 | 範囲内で検索する条件を文字列や数値で指定 |
合計する範囲 | 合計するセルの範囲を指定 |
使い方
使い方は次の通り。
- 数値を出力したいセルに「 =SUMIF( 」を入力
- 「検索対象範囲」を選択。後に書く検索条件が含まれる列を選ぶ。
- 「検索条件」を入力。セルもしくは文字列を入力できる。
- 「合計範囲」を選択。数値の合計を出したい範囲を選択すればOK
- エラーがなければ、求める数値が返ってくる。これで完了。
SUMIF関数を使った事例
リスティング広告では、SUMIF関数は様々な場面で使用します。
例えば、
2019年7月1日〜7月31日の期間におけるリスティング広告の各広告グループの消化予算を合計する、
といった感じに。
リスティング広告の運用結果を分析する際、頻繁に使うことになるでしょう。
うまくいかないときの対処法
SUMIF関数を使って、求める数字が思うように出せないときの対処法です。
よく起こりうるであろうパターンごとに分けてみました。
ケース1:条件式が間違っている場合
初心者にありがちなのは、条件式を間違えるパターン。
検索範囲と合計範囲を逆に書いている、関数式の順番が間違っているなどが多いのではないでしょうか。
まずは式に入ってる内容が間違っていないか、確かめましょう。
ケース2:条件が2つ以上(複数)ある場合
合計する条件が2つ以上ある場合は、SUMIF関数を使うよりも、SUMIFS関数を用いる方が簡単です(IFの後に”S”がついています)。
複数ある条件を1つのセルにまとめて抽出する方法等もありますが、時と場合によって使い分けるのか、SUMIFS関数で処理する方が楽なケースが多いと思います。
練習問題を通じて身につけるなら
SUMIF関数は、日々の仕事をこなしていけば、普通にマスターすることは造作もありません。特にWebマーケティングを仕事にするなら、絶対にマスターして欲しい内容です。
ですが、Excel関数の学習やMOSの資格取得を考えているならば、勉強にもなり資格習得につながるため、問題集を解くのも良いかもしれません。
MOSの資格の有無によって、就職や転職で大きく左右されることはほぼありませんが、持っていることで客観的な評価となるのは確かです。なので、新卒の方や正社員として働いた経験がない人は取得するのもありでしょう。
これからIT業界を目指している方、IT分野に詳しくないのであれば、挑戦する価値はあります。
MOSの学習を通じて、ExcelだけでなくPowerPoint等のOffice系ソフト全般に強くなれるのは間違いありませんので。

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