- 英語のリスニングが苦手が上達しない
- TOEICで点数取るためにリスニングを克服したい
- リスニングのコツを掴んで海外の人と友だちになりたい
この記事に辿り着いた方は、こんな悩みを抱えているのではないかと思います。
実は私もリスニングって苦手で、テストで良い点数を取れるときと取れないときがあって、全然安定しないんですよね。
フィリピンに語学留学で1ヶ月間だけ滞在していたときにわかったのですが、リスニングに苦手を感じるのには必ず理由があって、そして克服できる勉強法も存在することがわかりました。
この記事では、英語のリスニングが苦手な人向けに、苦手に感じてしまう理由とリスニングの苦手意識を克服して、TOEICで目標点数を獲得し、海外の人と難なく英会話ができるようになるにはどうしたらいいかをご紹介します。
目次
リスニングに苦手意識を感じる理由
英語のリスニングを苦手に感じるのは無理のないこと。英語は日本人の母国語ではないため、発音も誰だって始めは上達できないもの。
実際にリスニングができない人の特徴や、リスニングに苦手意識をもってしまう理由をまとめました。
引っかかるポイントを見つけられれば、そこを鍛えることで改善はできます。しんどくてもまずは1度チェックしてみて下さい。
1.そもそも英単語を知らないから
当たり前の話ですが、自分が知らない単語については人間は認識できません。単語と一言で言っても、意味はもちろん発音だって知らなければ聞き取れないですし。
なので、リスニング上達に一番確実なことは、とにかくボキャブラリーを増やすことにあるのは間違いありません。
また、日本語と英語で発音方法が異なるため、英語ならではのイントネーションや発音のコツをつかめないと、リスニングは上達が難しいです(例えば「take it」を「テイキット」という感じで単語同士をつなげた発音にとか)。
2.聴こえた英語を「全部」聞き取ろうとするから
これは完璧主義な性格の人に多いですが、聴こえた英語を全て聞き取ろうとすると頭で処理しきれなくなり肝心な部分を聞き逃してしまいます。
ここで思い出してほしいのですが、日本人同士での日本語の会話だって必ずしも相手の発言一言一句全てを聞き取ってやりとりしてるわけではないですよね。
ただ、会話の中で出てくる重要なキーワードがあり、そのキーワードから会話の主要な話題やシチュエーションを想像できるかどうかが、英語のリスニングにおいて重要になります。
もちろん完全に聞き取れるに越したことはありません。しかしそれよりも大事なのは、枝葉末節に拘りすぎず、一番重要なポイントを聞き逃さないことですね。
3.英語を英語として捉える力が不足しているから
少しわかりにくいかもですが、要するに「英語をいちいち日本語訳するな」ということ。
つまり、「英語を英語として理解しよう」というのが一番的確な表現でしょう。これは、英語学習をある程度継続しないと掴めないかもしれません。
それじゃあ英語の意味なんてわからないのでは?と思うでしょう。しかしよく考えてみて下さい。例えば相手と日本語でスムーズに会話してるときのスピードって、結構早いですよね?
つまり、相手の聞き取った言葉をいちいち日本語訳していたら、英会話のスピードについていけません。なので、聞き取った英語を英語として解釈する力が必要になります。
リスニング能力を上達させる勉強法
次に、リスニングのスキルを伸ばす方法です。
残念ですが、英語のリスニングをすぐ鍛えられるようなショートカットはありません。日々の積み重ねこそ、リスニング上達の近道です。
そして結論から言ってしまえば、先程あげた3つの理由を改善すれば、リスニングはある程度伸ばすことができます。
- 英単語のボキャブラリーを増やす
- 英会話の中で重要な単語・フレーズをしっかり拾う
- 英語を英語として理解する(いちいち日本語に訳さない)
しかしリスニングと一言でいっても、基礎的なリスニングスキルの向上から、TOEICや英検等の試験で高得点を獲得できる勉強法、単純にコミュニケーションを取れるようになる方法とで、とるべき最適なアプローチが変わります。
基礎的な英語の聞き取り能力は大事ですが、基礎固めがある程度できたら、それぞれ自分の目的に応じて適切な学習方法を選択することが近道になります。
基本的な学習方法
基本的な対策は「英語の音に慣れること」です。
そしてそのためには、次の3つの方法が便利です。いずれもフィリピン留学時代に語学の先生による授業で行った方法です。
- スピーキング:自分で音読する
- リスニング(映像つき):英語音声で映画を視聴する
- シャドーイング:聞こえた英語の発音をすぐに復唱する
それぞれ簡単に紹介します。
スピーキング(英文音読)
スピーキングは、文字通り「話すこと」です。ここでのポイントは、「英語の発音を意識して喋ること」です。
私は高校時代に英語の点数を伸ばしたくて、英語の教科書に書かれた内容をひたすら音読し続けたのですが、何が起きたかと言うとそれだけで比較的流暢に英語を話せるようになりました。
もちろん教科書がないと単語が口から出てこないのですが、イディオムや一部の単語にみられる英語独特の発音を意識して喋ったことで、以前より英会話を聞き取れるようになり、周囲の友達からも「英語上手ね!」と褒められたことがありました。
それが真実だったのか単なるお世辞だったのかは分かりませんが、周囲の人には何かしら感じるものがあったものと思われます。
リスニング(ただし英語字幕の映画で学習する)
リスニングを鍛えるならリスニングが一番。ですが、学校の試験にあるようなリスニングでとは少し違います。
フィリピンの語学学校の先生直伝の方法がありまして、それが「英語字幕&英語音声で映画を見ること」でした。
具体的な方法ですが、VODサービスを使うのが便利です。NETFLIXを利用すれば、英語字幕で作品を見るのができます。
音声だけだとなかなか英会話による日常風景がイメージしづらいのですが、映画であれば具体的な映像を見ながら英単語やイディオムの使われ方も理解できるので、リスニングが苦手な人にはうってつけですね。
また始めのうちは、英語字幕を活用することで英語の単語を「見て」理解できるので、聴覚と視覚から、英語のリスニングを鍛えることができます(実際の単語を見ることで、より英語を喋りやすくなる人には良いかなと)。
NETFLIXのようなVODでなくとも、Youtubeでも十分使えると思います。ちなみに私は、海外版「バイオハザード」のプレイ動画から英語の音声を取り入れることが多いですね。なので、スラングやFワード等も色々覚えました笑
シャドーイング(聴こえた発音をすぐ復唱する)
シャドーイングは、聴こえた音声をスグに真似して復唱する方法です。英語を喋ることに苦手意識がある人には、これは抵抗があるかも知れません。
ですが、シャドーイングのポイントは、耳で聴こえた音声を真似て喋ることです。まねをすることで、英語の発音を自分で理解できるようになります。そして自分で英語の発音を理解できるようになると、それがリスニング上達につながります。
近年では、シャドテンのうようなシャドーイングの訓練に特化したサービスもあるため、試しに使ってみるのもありだと思います。
英検・TOEIC対策をしたい場合:試験対策が必須
試験におけるリスニングとして、英検やTOEIC等がありますね。
どちらも限られた回数の中で、正確に聞き取らなければならないため、高得点を取るにはなかなか一筋縄ではいきません。
特に社会人の場合、外資系企業への転職を考える際には、TOEICなどで英語のスキルを判断されることもあるので、克服しなければならない人もいるでしょう。
試験対策に特化したリスニングの勉強が必須
TOEICのリスニングはなかなか独特なので、いわゆる「試験慣れ」することが試験対策する上で大切です。
なので、リスニングに苦手意識を感じてる人は、試験に向けた対策をすることを忘れないようにして下さい。余裕があれば、実際に模擬試験してみてもいいでしょう。
試験対策なしで高得点が取れるのは、それこそリスニングが始めから得意な人だけです。苦手なあなたは、素直に諦めましょう…。
TOEICであれば試験対策に特化したサービス・アプリも多い
TOEICは就職活動や転職活動においても、英語のスキルの目安として判断されることがあります。
たとえ自分に英語を話せるスキルがあったとしても、点数が無いよりかはあった方が評価されやすいのは間違いありません。
しかし社会人の場合は、そもそも学習に充てられる時間が限られているため、どのように対策したらいいか悩む人も多いはず。
そういう人は、スタディサプリを使ってみるがオススメです。TOEICテスト対策コースもあるので、TOEICで点数を伸ばしたい人にはうってつけでしょう。
TOEIC対策コースは月額3,278円(税込)しますが、始めの7日間は無料お試し期間として使えるので、合わなかったらやめられるので、気軽に試せます。
海外の人と友達になりたい場合:とにかく話しかける
リスニングを鍛えたい人には、海外の人と友達になりたくて英語を喋れるようになりたい、という人もいるでしょう。
結論から言うとフィリピン留学などのきっかけを作って、英語を話さないと生きていけない環境を準備するのが一番手っ取り早いです。しかし、時間もお金も限られている場合、そう簡単に取れる選択ではないですよね。
とにかく海外の人に話しかける・ナンパする
私の知人で留学経験がないにもかかわらず英語を流暢に話せる人がいらっしゃったのですが、その方の学習方法が衝撃でした。
なんと、海外のお客さんが集まるパブに通って、海外の女性をひたすら英語でナンパする、というもの。英会話ナンパです。
なかなか勇気が入りますが、「英語を話せるようになりたければ海外の彼女(彼氏)を作れ」と言われるくらいですから、これは間違いなく上達できる方法ですね。
京都等の人気観光地は海外からの観光客も多いのでGood
また、東京や京都など、海外からの観光客が多く集まってくるエリアで、観光ガイドのバイトやボランティアに参加してみるのもオススメです。
もちろんある程度英語を話せないと務まらないので、予め英語の基礎を鍛えておくと安心でしょう。
もはやここまでできれば、リスニングはおろか、スピーキングもばっちりできるレベルになってるでしょうけどね…。
まとめ
以上、英語に苦手意識を感じる理由と、それぞれの目的別の学習方法の紹介でした。
おさらいとして、苦手に感じてしまう3つの理由をまとめました。
- 英単語を知らない
- 一言一句完璧に聞き取ろうとする
- 英語を英語として解釈できてない
そして、リスニングの苦手意識を克服するための勉強法はこちらです。
- 基本的な英語学習で英語に慣れる
- TOEICは独自の試験対策をしっかり行う
- 海外の友達を作りたければまず人に話しかけよう
自分に必要な課題を見つけ、然るべき対策を取れれば、リスニングの能力を伸ばすことは不可能ではありません。
最後に:最も重要なのは「継続すること」
英語学習において最も大事なのは、「継続すること」です。
これは必ずしも毎日1時間〜2時間とってやれ!という意味ではなく、通勤中のスキマ時間等でもいいので英語に触れる習慣を作るべきだということです。
そして正直なところ、日本国内では英語を使わなくても問題なく生きていけます。
なので、本当に英語を習得したければ、自分の日々の習慣の中に、いかに英語を取り入れられるかが否かが重要になります。
リスニングを鍛えるには、自分なりに英語を学ぶための動機を見つけ、そして見失わなければ継続学習はできるはず。別に、高尚な理由が必要なわけでもないですし。
私のようなマーケティングやIT業界にいる人にとっては、むしろ海外の方が最新情報やより深い内容のコンテンツが多いため、年収を上げる、Googleを始めとした外資系企業に転職を望むのであれば、英語スキルはマスターしたいところ。
リスニングができることによって世界が変われば、学習コストなんて大したことありません。むしろ、勉強しないことが将来の大きなリスクとなります。
自分の理想に近づくためにも、英語を克服すべくチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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