若い人程マーケティングをやった方がいいよ!と力説しています。
「では実際にマーケティングをする」とはどういうなのでしょうか。
結論から言うと、自分でブログを始めるのがベターな選択です。
というわけで、マーケティングやれっていったって、結局何すればいいの??という人向けに、何故ブログを始めるべきなのか、その理由をご説明します。
また、ブログと同時にTwitterを始めることもオススメします。
Twitterを通じて、限られた文字数で伝えるべきことを伝える訓練ができるため、リスティング広告の運用や広告文悪性に活かせるためです。
目次
ブログを運営するとはどういうことか
ブログがマーケティングの勉強にオススメである理由のまえに、そもそもブログを運営することについて、振り返ってみたいと思います。
ブログを書く=ネットを通じて人に文章を読んでもらう行為
そもそもブログを書く行為とは何なのでしょうか。
一言で言えば、「自分が書いた文章(コンテンツ)をインターネット上に発信して人に見てもらう」ことです。
大抵の場合、発信することで検索エンジンにページが登録されます。
特に重要なのは、書き手にとって「ただ文章を書く」だけではなく、「書いたものを人に見てもらう」という側面があることです。
「見てもらう」側面がなければ、自分用ノートに文章を書いて自分だけが読み返せる状態と何ら変わりはありませんよね。
ですので、ブログを書くとは、書いた文章を「人に見てもらう」行為であることを忘れないで下さい。
実際多くの人がイメージするブログとは、芸能人がアメーバブログで今日の出来事とか、どこで何を食べたかみたいな自慢ツールくらいの認識かと思うので、なかなか理解するのが大変でしょう。
人はなぜインターネット・ホームページを見るのか
インターネットが生活のインフラになってだいぶ経ちますよね。
そもそも私たちはなぜ人様のブログやホームページを見るのでしょうか。
内容を知りたい、情報を手に入れたいと思うからですよね。
例えば、Googleの検索エンジンを使って何かを検索するとき。
なんでもいいですが、例えば「神経質 生きづらさ 克服」という検索キーワードで検索した人がいたとします。
この人は、一体どんな情報を求めていると考えられるでしょうか。
その人は例えば、「神経質な性格の自分が抱える生きづらさを克服するにはどうしたらいいのか」みたいなことを考えていると考えられるのではないでしょうか。
そうすると、検索エンジンの側では与えられたキーワードを基に、検索した人の意図を判断して、それにふさわしいページを引っ張ってきます(もちろん必ずしも完璧ではありません)。
検索者は、その検索結果を基に自分が「これだ!」と判断したページのリンクを踏んで、情報を手に入れようとします。
こうした行動を、あなたも経験したことはありませんか?
ホームページを見る人は、「手に入れたい情報」、「求めている情報」があるんだということを理解いただけたらと思います。
見る側と書く側は、いわば「需要と供給」の関係
ブログを書く側は、自分で書いた情報をネットに発信します。
ページを探す側は、検索エンジンやSNSをを使って、見たい情報を探します。
このとき「見る側(消費者側)」と「書く側(供給者)」の関係が成り立っているのが分かりますよね。
そう、中学とか高校でやった「需要と供給」の関係です。
つまり、ブログを書く側というのは「供給」の側に立つことを意味し、自分の文章を見てもらうには、見る側にとっての「需要」がある情報が何かを理解する必要が出てきます。
そもそも需要のない情報は、関心を持たれないですよね?
だからこそ、書く側はいかに需要のある情報を発信するか、もしくは見る側の興味をひきつけるかがポイントになります。
見る側と書く側をつなぐ検索エンジンやキーワードチェックツール
書き手側は、検索エンジンやSNSを使うことで、自分が書いた文章のページを世界に発信でき、見る側も、それらを通してページヘのアクセスが可能になります。
つまり、この需要と供給が成り立つには、「検索エンジン」や「SNS」といった、書く側と見る側を仲介する存在があります。
(話がややこしくなるので、以降は検索エンジンに絞って考えてみます。)
検索エンジンは、人々の
という要望(これがGoogle検索の「検索キーワード」に該当)に対して、
と、つまり検索キーワードの意図にマッチした結果一覧ページを表示します。
また、書く側は、見る側がどんな言葉を使って検索しているかを、ツールを使って調べることができます。
代表的なものに、Googleが提供しているキーワードプランナーというツールがあります。
インターネット上におけるこうした活動は、いわゆる「検索エンジン最適化(SEO)対策」の一つと呼ばれており、この対策をすることで、見る側の求めている情報を、書く側は提供しやすくなります。
マーケティングってなんだっけ?
では、ここでマーケティングってなんなのかを確認しましょう。
マーケティングとは、一言で言うと、「需要と供給を結びつける活動」です。
すなわち、上述した検索エンジンが需要と供給を結ぶ存在であり、キーワードチェックツールはそんな需要を調べるためのツールになります。
検索エンジン最適化(SEO)対策をすることで、世の中にはどのようなニーズがあるのかを把握でき、その要望に対して自分は何を提供できるかが分かります。
いかがでしょう?
上述したことって、全てマーケティング活動だと思えませんか?
ここまでで、ブログを書くこととマーケティングが密接に関わっていることがなんとなく分かっていただけたかな…、と思います。
まとめ
ブログを書く・ブログを運営するという行為は、書いたものを人にみてもらう行為でもあり、そのためには人に見てもらえるようなものが何かを理解し、人が求めているものを書き上げる活動なのです。
もちろん、人のことを気にせず自分の好きなように書くこともできますが、最悪の場合は、人に見てもらえなかったり、場合によっては、一部の人の反感をかって炎上することもあります(その逆もあります)。
というわけで、ブログを運営することは、世の中(Web上だけど)の需要が何かを知り、それを解決できるコンテンツを供給するという、まさにマーケティング活動を実践できる優れたツールなのです。
ブログをはじめるにはまずどうしたらいい?
マーケティングとは何なのか、たとえ理論で分かったとしても経験や感覚的によく分からんという場合は、兎にも角にもまずはブログを始めてみてはいかがでしょう。
書き始める内容は、基本的には自分が書けるもので、なおかつ需要がありそうだと思ったものなら基本的にはOKです。
個人の温度感にもよると思いますが、個人的には自分でドメインを取得してレンタルサーバーを借りた上で運用する方がいいです。
身銭をきって取り組むことで、自分自身を追い込むというか、お金を払った分は取り戻すという覚悟が決まるので、ある程度に真剣になれるからです(もちろん、それでも動かない人もいます…)。
はてなブログやライブドアブログなどもありますが、一番のおすすめはWordPressの利用です。。Webの知識がない人には、少々難しいかもしれませんが、Web業界への転職等を考慮している人、Webマーケティングを目指す人はWordPress一択です。
で、肝心のレンタルサーバーについては、高機能でパフォーマンスに優れたエックスサーバーがオススメです。
初心者への電話対応サポートもしっかりしており、誰でも安心して使うことができます。
ちなみにこのブログも、エックスサーバーで運用しています。
まとめ:マーケティングは実践してなんぼのスキル
マーケティングはとにかく実践あるのみ。
マーケティング実践ツールとしてブログは間違いなくおすすめできるので、興味のある方は是非トライされることをオススメします。
そして、マーケティングが分かるということは、人々が何に対して価値を感じているかが分かるということになるので、将来的には自分でお金を稼げるようにも会社で重宝されやすくなります。
また、インターネットの代表的な副業となりつつある、「アフィリエイト」は、ブログから更に発展したものになります。
検索キーワードからユーザーのニーズを読み取れるようになったら、A8.netを始めとしたアフィリエイトASPと提携して、実際に販促活動もしてみましょう。
私もまだまだ実践中+未熟な身分なので、おかしなところとかがあれば、ご指摘頂けると嬉しいです。
Webマーケティングの理解におすすめの書籍は…?
検索エンジンの仕組みや、Googleで検索する人のことを知りたい!という方へ。
『沈黙のWebライティング』というSEO対策で著名なWebマーケティング会社から出版されている教本が一押しです。
Webの知識が殆どない素人の方には少々難しい内容かもしれませんが、WordPress等のブログにある程度慣れてきて、Google Analytics等を自分で設置できるレベルであれば十分理解できるでしょう。
マーケティング(特にweb)に関わる人は必読の一冊です。
Webのマーケティング、SEO対策の本質を知りたい人は、是非手にとって見てください。