Webマーケティングに興味がある。けど、Webマーケティングについて知ったとしても、
と、不安に思う人もいるのではないかと思います。
なので、この記事ではWebマーケティングに向いてる適性が何かを紹介します。
※逆にWebマーケティングに向いてない人の記事もあります。気になる方は読んでみて下さい↓
目次
Webマーケティングに向いてる5つの適性
私の経験上、次のいずれかに当てはまる人はWebマーケティングの適性が十分あると確信しています。
- 市場を把握する力:需要と供給を始めとしたマーケティングの知識の豊富さと感覚の鋭さ
- 粘り強さ:孤独に耐え地味な仕事を結果が出るまでコツコツと継続できる力
- 論理的思考力:解析結果を基に、自分で仮説を考えられる力
- 自己主張の強さ:周囲がなんと言おうとも、自分の意見をしっかり言える強さ
- 好奇心:Webやマーケティング全般に対する興味や関心の高さ
少し多い気もしますが、それぞれについて詳しく説明したいと思います。
※あくまでも現役マーケターである私の主観に基づくので、参考程度に捉えてもらえればと思います。
その1.市場を把握する力
市場を把握する力とは「人が求めていることは何か」をキチンと理解できることです。
これは必ずしも、商品・サービスのことを指しているわけではなく、ユーザーが商品・サービスを買うことで手に入れたい未来のことです(これをマーケティング用語で「ベネフィット」と言います)。
求めているもの、必要に感じているものに対しては、人はお金を払いますよね。
マーケターは人々のニーズが何であるのか、何故ニーズがあるのかを理解できれば、どこが有利なポジションなのかも分かりますし、プロモーションにおいて有利なポジションを置くこともできます。
マーケティングに関する知識や考え方は、始めのうちは中々分からないこともあると思うので、未経験の内から求められることはそれ程多くないでしょう。
仕事を通じて、自分自身でしっかりと身に付けていくことができれば問題ないんじゃないですかね(逆に不勉強は致命的ですので要注意)。
手始めに、ちきりんさんの書著『マーケット感覚を身に着けよう』辺りを読んでみることをオススメします。
その2.粘り強さ
マーケティングの仕事を華やかに感じる人は多いかもしれません。
しかし実際には、地味で手間のかかる作業を繰り返し行う、といったことも多いです。
個人的には、マーケティングは華やかさとは無縁の職業だと思っています。
そして何より、結果が出るまで地道に取り組む粘り強さがないと、間違いなくしんどい仕事でしょう。
ただその分目標達成した時の充実感はこの上ないです。正直、病み付きになりますぜ(笑)。
その3.論理的思考力
数字をもとに、物事を考える力のことです。
論理的というと、数学が苦手な私は…と尻ごんでしまうかもしれません。
しかし、高校や大学で理工系出身である必要はナッシング。何より私も文系出身です…!
高校の数学A程度で習う内容が概ね分かれば、特に問題ないでしょう。
マーケティングの仕事においては、得られたデータから何が分かるか、そしてそこからどんな施策が有効であるか、仮説を立てる力が求められます。
不安だという人は『3分でわかるロジカル・シンキングの基本』がシンプルで分かりやすくおすすめです。
論理的思考力を鍛える・実践するコツやマーケティング戦略についても言及している箇所があるので、マーケター志望者にはピッタリの一冊ですね。
その4.自己主張
自己主張の強さ、もしくはプレゼンテーション力といったところですが、主張しないにしても「自分の考えをしっかり持つこと」が大事です。
自己主張を持つことについては、以前私も上司から実際に注意されたことでもありました。
論理的思考力とも絡む部分ですが、最終的には自分の主張が理にかなっていることを周囲に理解してもらえなければ、自分の企画した施策も無に帰ります。
周囲が自分の意見とは違くても(たとえそれが自分よりもベテランの意見だとしても)、自分はどう思うのかはしっかり考えて、時にはしっかり主張して、相手に伝えることが必要です。
と、言った感じで(何やら偉そうな人いますねw)。
もし自分と異なる意見が出てきて対立した場合、意思決定を持つ人物にとって響いた方が採用されるので、例え自分の意見が駄目だったとしても次回以降への反省材料としていけばいいでしょう。
必要以上に失敗することを恐れず、間違ってなんぼ、失敗してもなんぼのマインドでいきましょう。
その5.Webやマーケティングへの好奇心
個人的には、これが一番必要なんじゃないかと思います。
Webについては、常に情報がアップデートされるのが日常茶飯事で、数年前のノウハウが形骸化することもあります。
つまり今日教わったことが、明日には無に帰ることも十分考えられる世界です。
一方マーケティングについては、人が商品を買いたいと思うような心理やユーザーにひびくようなセールスライティング等、人間心理への科学に触れる分野です(行動心理学などが該当します)。
そういったものに興味関心がある人は、どんどん没頭できると思いますよ。
人間心理などは、人間心理や行動特性が大きく変わらない(例えば突然変異するとかでない)限り有効なものなので、学ぶだけで人間のことを把握できるようになりすんごく楽しいと思います(笑)。
優れた能力を持つ業界人の方は自分でどんどん学習していくので、逆に興味が持てないというのは、結構致命的なのかもしれませんね。
まとめ:すべて揃ってる必要はない
まとめると、マーケターに必要な適性は次のとおりです。
- 市場を把握する力:需要と供給を始めとしたマーケティングの知識の豊富さと感覚の鋭さ
- 粘り強さ:孤独に耐え地味な仕事を結果が出るまでコツコツと継続できる力
- 論理的思考力:数字・解析結果を基に、自分で仮説を考えられる力
- 自己主張の強さ:周囲がなんと言おうとも、自分の意見をしっかり言える強さ
- 好奇心:Webやマーケティング全般に対する興味や関心の高さ
ですが正直なところ、最初から全ての能力に優れている必要はありません。
何故なら、仕事を通じて伸ばすことができる側面もありますし、ポテンシャルのある人はちょっとしたきっかけで能力が伸びることもあるからです。
ただし好奇心だけは持っていて欲しい
もちろんそのためには、自分自身で自発的に知識を吸収したり、何かを実践したりする試みは必要です。
強いていうならば『Webやマーケティングへの好奇心』だけは能力にかかわらず、誰もが持てると思うので、興味が持てる工夫をしてみてください。
好奇心があれば、自分でどんどん勉強できるしスキルもあとから付いてきます。
未経験や初心者の方は、始めのうちは中々結果が出せず苦しい時期が続きますが、コンバージョンを獲得できるようになると、段々楽しくなってくるはずです。
「自分の頭で考えて実行したことが結果として売上につながる」ことで、自分自身の正しさが証明されたというか、自分が認められた感覚こそ、Webマーケティングの醍醐味なのではないかと思います。
Webマーケティングはとっつきにくい分野ではありますが、未経験でも取り組める分野ですので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
おまけ1:Webマーケティングを学ぶにはどうすればいいの?
Webマーケティングを学ぶ方法は、それなりにあります。
独学ならデジタルワークショップがおすすめ
知識武装程度であれば、書籍はもちろんのこと、Google公認のデジタルワークショップを活用するのもおすすめです。
ちなみにデジタルワークショップは、合格すると認定証がもらえます。
といっても、実践重視のWeb業界では、資格自体にそこまで価値があるわけではなく、結局は自身の行動を裏付ける証拠程度にしかならないので、その辺はあしからず。
独学が苦手ならオンライン講座を利用するのもあり
独学での勉強が苦手なら、思い切ってオンライン講座を申込むのも一つの手段でしょう。
例えば、オンラインプログラミング講座を展開するTechAcademy [テックアカデミー]では、プログラミングのカリキュラムだけでなく、Webマーケティングコース
があります。
週2回マンツーマンでのメンタリングがあり、毎日19〜23時間はチャットサポートを受けられるので、独学で挫折する可能性はだいぶ減るでしょう(Webマーケの実務は地味なので、飽きっぽい人は要注意)。
当然ですが費用も発生(例:社会人4週間コースで税込174,000円)。そのため、否が応でも「俺は何が何でもスキルを身につけるぞ!」と自分を追い込める状況も作れます。
そのかわり、短期間で未経験からWeb広告のプラン二ングと運用ができるようになれれば、企業からは即戦力として運用者のサポーターとしてすぐ現場で働けそうですね。
気になる方は、公式サイト内の無料説明会動画だけでもチェックしてみましょう。
TechAcademy公式サイトはこちら
ガチの実践的Webマーケ講座
おまけ2:未経験からWebマーケターになれるの?
なれます。
未経験からでもWebマーケターになる方法はあります。こちらの↓記事で解説しています。

未経験Webマーケターには、デザイナーやエンジニアのような、デザイン・プログラミングの専門的な技術はさほど求められません。
そのため、Web業界の中でも比較的未経験OKなところが多いといった特徴があります(ちなみに私もデビューは派遣社員でした)。
ただ、MicrosoftのOffice系ソフト(特にExcel、PowerPoint)はある程度扱えるようになっていることが望ましいです(Vlookup関数、SumIf関数など)。
正社員の雇用区分に囚われずに転職活動をすすめよう
しかし、正社員区分での転職にこだわると失敗する可能性もあります。
実務経験が少ない内は、雇用区分にとらわれず派遣やアルバイトでもOKなので、とにかく業界でWebマーケティングの実務経験を積むことが大切です。
パーソルテクノロジースタッフ


- Webマーケターとして活躍したい!
- Webマーケティングを用いて更にキャリアアップしたい!
- 未経験だけどWebマーケティングに挑戦したい?
Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
人生における重大な決断である転職を失敗させないために、良質なエージェントを活用して、キャリアップに挑戦してみませんか?