転職で最も大変のことの一つが、志望動機の書き方です。特に未経験から転職を目指す人などは、何をどう書けばいよいのか分からない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、20代後半から未経験でWebマーケティング職へ転職した私の経験に基づき、Webマーケター転職における志望動機の書き方を解説します。
Webマーケティング業界やデジタルマーケティング分野の志望動機について書き方で迷っている人は、一つの実例として参考にしてみて下さい。
目次
未経験からWebマーケティング職になれるの?
まず前提として、未経験からでもWebマーケターになることは可能です。なので、未経験からなるなんて無理なんじゃ…と考えてる人は大丈夫なので安心して下さい。
とはいえ、Webマーケティングの仕事もそれなりに専門性の高い仕事であるため、正社員転職が難しければ派遣やパート・アルバイトなどの雇用形態を選ぶ必要はあります。
詳しいなり方や実体験についてはこちらで語っているので、詳しく知りたい方はどうぞ↓
志望動機に記載すべき3つの内容
実際に履歴書へ志望動機を書く時に意識すべきことは何なのか。大きく分けて3つのことを意識すると良いですね。
- 過去の経験との関連づけをする
- 何かしらの実績を添える
- (1と2を踏まえて)将来考えているキャリアを語る
詳しく解説していきます。
その1.過去の経験との関連付けをする
過去の経験が、Webマーケターとして働く上でどのように活かせるのか、前職との関連性する要素があるかどうかは大事なポイントです。
私の場合、新卒で入った組織では、広報物の制作管理と進行の死事をしていたため、これがWebディレクターとして馴染めるかどうかの評価に繋がりました。
特に大した実績がないという人でも、普段から正確かつ素早くExcel操作ができる、といったことでも評価してくれる会社はあると思うため、過去の棚卸しを必ず行って下さい。
その2.何かしらの実績を添える
仕事上における実績もしくは、個人で実際に取り組んだ実績等も記載しましょう。Web業界では、いわゆるポートフォリオと呼ばれています。
例えば、WordPressでブログを開設した、GoogleAnalyiticsを使ってアクセス解析をして集客数を伸ばした、などが挙げられますね。
また、実際にWeb広告(リスティング広告やfacebook広告)を運用したことがあれば、プライベートも含めて取り組んだことが書けると、企業の方は主体性を評価してくれます。
その3.将来考えているキャリアを語る
ここが一番重要です。Webマーケティング職について、どのような活躍を希望し、将来どのようなキャリアを歩みたいと考えているか。
もちろんこれは現時点での「暫定」でOKです。ただ企業側としては、企業が求職者にお願いしたいことと、求職者が目指す方向性が一致しないと長期就業が難しいと判断します。
なので、求職者と企業のすり合わせをする意味でも、自分がどうなりたいのかをしっかりと記載することが重要です。
志望動機の書き方【実例紹介】
少し恥ずかしいですが、実際に私が書いた志望動機を紹介します。
職務経歴が完全に汚れている私であっても、実際に書類選考を通過して面接にたどり着けた内容なので、決して悪いものではないはず…!
コピペはかまいませんが、結果は保証できないことと、将来ご自身が苦労すると思うので、参考程度に考えてもらうのが良いかと思います。
未経験からWebマーケターに転職する時
未経験から転職を目指す場合、どうしても実績ベースで話すのは難しいのが事実です。
しかし、今まで取り組んできた仕事等から、Webマーケティングに求められる適性と関連することを書けば、読んでくれる人事担当者は必ずいます。諦めずに最後まで書きましょう。
ちなみに私は、次のような感じで書いてました↓
Web業界に入るきっかけとして、自力でWordPressでブログを開設しました。どうすればアクセスが集まるかを試行錯誤する中で、Google Analyticsでアクセス解析を眺めたり、SEOを実施を地道に継続しました。その結果、弱小ながらも月間1万PVに到達するまで成長できました。この経験から、地道で目立たないことでもコツコツ継続する力に強みがあると自覚しています。また、知識をつけるためにコンテンツを工夫しながら作り続けたことで、知識がない人でも理解できるよう教えることもできると思います。 最近では、仕事とは別にイベント集客の支援として、未経験ながらもfacebook広告の運用等に挑戦し、Webマーケティングへの理解を深めようと努力しています。
私の場合は、Webマーケティング(厳密に言えば検索エンジンマーケティング)への理解を深めるためにこのブログを継続して運営した過去があります。なので、このブログを根拠に自らの志望動機を練り上げました。
また私の知人の方は、業務未経験ながらもYahoo!プロモーション広告の認定資格を取得して、自分なりに努力して「やる気がある」ことをアピールした結果、転職に成功された方もいます(現在は東京で、30代前半ながらも年収1,000万を超える大物として活躍されています)。
重要なのは「この人なら仕事をしっかりやってくれるかな?」と企業担当者に思ってもらえるかどうかなので、この辺はしっかり書くと良いですね。
転職を通じて更にステップアップを目指す時
一方で、実務経験を1年〜3年程積み上げ、いよいよ更にステップアップ段階でも、内容を変えていきましょう。
例えば私だったら、次のような感じで書きます。↓
大学を卒業後、広報業務を3年経験後、一般派遣を通じてWebマーケティング業界に転職しました。クライアントに成果で応えることを軸に、得意分野であるWeb広告運用に従事しました。 現在は様々な業種でも成果を出すための考え方を身につけ、キーワード選定から広告文改善、更にはLPOを駆使してCV数を昨年比20%以上増やす、CPAを昨年比で半額まで落とす等の改善に成功しました。将来は運用型広告に留まらないマーケティングの企画・プランニングに携わり、またグローバル社会でも通用するマーケティングコンサルタントへとキャリアアップするため、御社の求人を志望しました。
Webマーケティングを志望する際に、「Webマーケティングの仕事に携わることで、どのようなことを実現したいのか」という未来志向を意識して書くと、良い志望動機を書けます。
参考にしてもらっても大丈夫ですが、自分自身で考え抜いて書かないと魂が相手に伝わらないので(ガチです)、いい感じに自分オリジナルの内容を混ぜるとすごく良くなると思いますよ。
書いたら人事の専門家にチェックしてもらおう
志望動機は書きっぱなしでは良くなりません。他者からのチェックをもらって、ブラッシュアップすることが非常に重要です。
転職の専門家に聞いてみよう
知人に転職支援や業界歴の長い人、人事担当者がいれば相談してみましょう。転職支援の専門家に頼るのもありです。
転職エージェントに登録するのもありですが、転職への意思が低いとエージェントさんから塩対応されて終わります。なので、本気で転職を前提に動いてる人は活用すると良いですね。
ちなみに家族や友人、今の会社の関係者には絶対相談しない方がいいです。キャリアに詳しいわけではないため、適切なフィードバックもなく感情論で終わります。必ず、専門家に相談しましょう。
代表的な転職エージェント(IT/Web業界)
求人の紹介だけでなく、書類の添削なども行ってくれるエージェントの一例です。
- リクルートエージェント
:初心者には書類の添削もしてくれる。
- ワークポート:未経験からのWebマーケティング転職に強い。
- マスメディアン
:広告・マーケティング業界への転職実績が多数。
質の高いフィードバックを得るならキャリアカウンセラーへ
転職するかは迷ってるけど、職務経歴書や履歴書の書き方について相談できる人が居ない!という人は、専門家に相談できるサービスを使うのが良いですね。
ポジウィル キャリアというサービスが有名で、プロのキャリアカウンセラーに相談ができるサービスです。
履歴書や職務経歴書は内容がダメだと転職が長期化します。数千円を躊躇って一瞬の機会を損するのは、はっきりいって非常にもったいない。
知らぬは一生の恥どころか一生機会を失い続けてワーキングプア仲間入り…ということもあるで、飲み会断ってでも相談する価値ありといえます。
ちなみに最初は無料でヒアリングしてもらえます。試さないと前進しないので、無料登録までは済ませとくと良いですね。
\登録無料&2分で完了/
※初回のみ全額返金対応
最後に:「会いたい」と思える内容を書けるかが全て
志望動機を書くにあたって、何より大事なのは「相手先企業の方に読んでもらえる内容を書けるかどうか」です。
相手企業が関心を持ってくれそうなことを調べて、それを書く。だけど1人じゃ大変なのでメンターやキャリア支援サービスも使って内容をブラッシュアップする。
この一連のプロセス経ることで、ちゃんとした志望動機が書けるようになります。是非、トライしてみてくださいね。

- Webマーケターとして活躍したい!
- Webマーケティングを用いて更にキャリアアップしたい!
- 未経験だけどWebマーケティングに挑戦したい?
Webマーケターに興味を持ち、更に実務を積んで今よりもさらに上流の仕事につきたいと考えるなら、転職の専門家であるエージェントを活用していましょう。
特に、転職経験が少ない人や、転職初心者であれば、転職支援サービスを使うことで、企業が転職希望者に求めていることが分かります。
人生における重大な決断である転職を失敗させないために、良質なエージェントを活用して、キャリアップに挑戦してみませんか?