Webマーケター入門

志望者必見!マーケティング会社の仕事内容から向き不向きまで解説

  1. マーケッターって何してるの?
  2. マーケティング会社の具体的な業務内容って何?
  3. マーケッターってどんなスキルが求められるの?
  4. 人によって向き不向きはあるの?

こんな疑問をお持ちの方向けの内容です。

マーケティングの仕事内容の紹介を通じて、これから目指す人にとっての参考になれば幸いです。

 

以前、Peingという質問箱アプリで「マーケッターってどんな仕事をするの?」という質問をいただきました。

確かに、マーケッターってどんな仕事をしているのか、一般の人にはイメージしづらいですよね。

この問題、結構いろんな人にとって気になると思いますので、Web広告代理店勤務経験があり、現役のWebマーケッターである私がご紹介したいと思います。

マーケティングとは?

Webマーケティングを理解するために、まずは「マーケティングとは何か」から解説します。

マーケティングとは、端的に言えば「需要」と「供給」をつなげる仕事です。

「欲しい」と思っている人(需要)に、モノやサービスを提供して(供給)、お互いがWin-Winの関係になれるように活動すること、とでもいえるでしょう。

そんな需要と供給を結びつける活動をWebを使って行うのが、Webマーケティングです。

 

こちらの記事でも触れてるので、参考にしてもらえればと思います。

若者がマーケティングを学ぶべき3つの理由社会人として生活し、働き始めてからすごく身に染みて感じることがあります。 それは何かと言うと、マーケティング概念を理解することの重...

マーケティングの全体像:マーケティング4P

需要と供給を繋げるといっても、繋げるために会社は一体何をしているのかと、多くの方が思うでしょう。

ここで、マーケティングの全体像を理解するために必要な、マーケティングの「4P」について説明します。

マーケティング4Pとは、具体的には以下の4つのことを指します。

  1. Product(商品企画)…提供する商品・サービスを作ること
  2. Price(価格設定)…適性な価格設定をすること
  3. Place(流通経路)…商品・サービスを届ける手段を決定すること
  4. Promotion(販促プロモーション)…商品・サービスを訴求すること

一般的にマーケティングというと販売促進活動のイメージが強いため、「Promotion(販促プロモーション)」を連想する人は多いかも知れません(実際、Webマーケティングの会社では、販促プロモーションしかを担わない会社も存在します)。

しかし実際には、商品企画から販促までの一連の流れ全てがマーケティング活動の定義に含まれます。

つまりマーケティングとは、会社の経営に直接関わることと殆ど同じです。

ちなみに転職サイトなどでは、しばしば「企画」と「マーケティング」がセットのくくり方をされることが多いのは、マーケティングとは販促だけでなくそのための企画プロセスも一緒になっているためです。

マーケティング会社での主な仕事内容

実際の会社の具体的な仕事内容について、紹介していきます。

なお、ここから先の内容は、あくまでも私の実体験を基に書いていますので、すべての会社に共通する内容ではありません。

その辺を踏まえた上で、参考程度に読んでもらえるとよいかと思います。

その1.市場調査

市場調査は、世の中の人々のニーズ、つまり需要を調査する活動全般です。

私はこちらを担当していないため詳細は述べられませんが、グラフや統計からニーズを読み解く定量的な調査と、個別具体的な事例や自社にとっての競合となる会社のプロダクトを細かに分析する定性的な調査があります。

一番地味でしんどい部分ではありますが、ここが企画・プロモーションが成功するかどうかの大きな分かれ目になるので、決して軽んじてはならない部分です。

ここでの調査結果をもとに仮設を立てて、マーケティングの4Pを最適化していくのが企画のお仕事です。

その2.企画書・提案書の作成

企画書とは、実際に行う企画内容をまとめた書類一式です。

会社によって企画の内容も異なり、商品開発からプロモーションという一連の流れを含めた企画もあれば、私が勤めている広告代理店のように、プロモーションのみの企画もあります。

提案書は、実際にクライアント先で実施する内容を提案する時に使用します。

提案書作成では、PCのオフィス系ソフトを使用して資料を作成することが多いので、MicrosoftのOfficeシリーズ(Word、Excel、PowerPoint)は使いこなせる必要があります。

また作業量も多くなるときなどは、ショートカットキー等を活用して少しでも作業効率をアップしないと厳しい場面に遭遇することも。

一見簡単そうに思える書類作成ですが、実際にはスライドデザインに配慮したり、伝わりやすい構成を練ったりと、非常に頭と神経を使う部分です。

その3.客先への営業・提案

取引先の担当者とスケジューリングをし、作成した提案した資料をもち、実施する企画だったりプロモーションを提案しに客先へ出向きます。

相手先の企業に訪問する形になるので、とりわけ慣れない人は緊張すると思います。

私もどちからというと対面でのやりとりが得意ではないタイプなので、人によって向き不向きがあるかもしれません。

その4.プロモーションの実施:リスティング&SNS広告など

実際に企画したプロモーションを行います。

私が勤めている会社は、主にWebを使用したプロモーションがほとんどです。

具体的には、リスティング広告(検索連動型広告)というGoogleやyahooの検索エンジンを利用した時に、検索結果の上位位置に表示される広告の運用が挙げられます。

初心者が最初に覚えるべきWebマーケティング専門用語・単語10選【広告運用編】 未経験だけどWebマーケティングを勉強したい! けど、何から始めたらいいかわからない! Webマーケターの会話に...

他にも、facebookを利用した広告の運用であったり、Youtubeを利用した広告等も行っていますね。

プロモーション手法はWebだけでもそれなりの数がありますが、従来のTVCMや新聞、プレスリリースといったオフラインのプロモーションもあります。

勤める会社によってどういったプロモーションが強いのかが異なりますので、マーケティング職で職探しをする場合は、企業研究をしっかり行いましょう。

その5.アクセス解析・報告書作成

Web広告運用の受託案件の場合、広告効果改善のためにアクセス解析も同時に行うことがほとんどです。

そしてそのための資料作成も、クライアントへの報告際に必要になります。

華やかに思われがちなマーケティングの仕事ですが、実際は事務系に近い比較的地味な仕事で、頭脳労働の側面もあれば、ただひたすらに手を動かし続ける作業ベースの仕事もあります。

とりわけ作業系に関しては、将来的にAIがやってくれるようになるんじゃないかと思いますが、2018年2月の時点では、まだまだ人力のところが多いかと思います。

マーケッターに求められる具体的なスキル

初心者がマーケティングを始めるにあたり、最低限求められるスキルについて紹介します。このあたりは、たとえ自分でいじったことがなくても、知識レベルでは知っておいて欲しいものばかりです。

なお、ここで紹介する「スキル」とは、マーケティングの考え方ではなく、実務で使用するツール等の具体的なものについてのみに限定します。

結論から言うと、次の3つについて持っている・触ったことがあると大分良いかと思います。

  1. Office系ソフト
  2. Web広告(リスティング広告など)媒体
  3. Google Analytics等のアクセス解析ツール

それぞれについて、何をどれくらいやればいいか紹介します。

その1.MicrosoftのOffice系全般

ExcelやWord、PowerPointの基本操作は、まずできるようにならないと厳しいですので、しっかりおさえましょう。

Excel(エクセル)

Excelでは、広告運用の実績を示すグラフを作るために使うことが多いです。

基本的な表計算の他、sumif関数やvlookup関数、countif関数等、ある程度Excel関数についての理解(できれば実務経験)があることが望ましいです。

PowerPoint(パワーポイント)

PowerPointは、主にクライアントへ見せる提案資料に使われます。

PowerPointを使う際の注意は、全体的に統一感のある、読み手のことを意識したデザインを心がけて資料作成することが求められます。

ページ番号の位置がずれている、スライド毎に色がバラバラといった「素人感」のあるデザインにならないよう、細心の注意を払う必要があります。

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その2.Google AdwordsやYahoo!プロモーション広告・YDN広告運用

これらはいわゆるWeb広告運用のためのツールです。

近年では、TwitterやFacebook、InstagramやYoutubeを活用した広告もあるので、運用まではできなくとも、どういった特徴の媒体なのかは追いかけておくと良いと思います。

もちろん自分で実際に運用できる機会があれば、是非ともトライしてみましょう。

その3.Google Analytics等のWebアクセス解析ツール

管理画面に慣れておくだけでも良いと思います。

例えば、「ページの流入元を見るには、集客の参照元/メディアをみれば分かる」といった感じで、「何処に何があるか」が分かるといった具合です。

業務の場合、PVとセッションの違いは当然分からないといけませんが、カスタムレポート作成、流入経路、チャネル、トランザクション、アトリビューションといった、中級者以上の知識が求められることもしばしば。

また、Google Analytics以外に、アドエビス等様々な解析ツールがありますが、最低限おさえてほしいのはGoogle Analyticsですね。

ヒートマップツールを積極的に取り入れているところもあると思います。

また、GoogleAnalyticsの認定資格であるGAIQについては、別に持って無くてもいいと思います。

ポイント:全てできる必要はないが知識だけでもカバーしておこう

ここで紹介したスキルは全て完璧でないにしても、知識では知っている・理解しているレベルにはなって欲しいところです。

実際私の場合、Google広告(元Google Adwords)については知識はあっても運用経験は殆どありませんでした。

ただ、市場調査から企画書作成、提案、プロモーション実施、アクセス解析と報告まですべての工程を、自分ひとりでやらなければならないかというと、それは会社によって異なります。

大きな会社で人手が多ければ分業の形になるでしょうし、規模が小さな代理店であれば一通りの作業を全てこなすとまではいかなくても、全体を把握し進行を指揮する必要性があります。

オススメの勉強方法:ブログ・サイト運営

マーケティングの仕事を志すならば、何もしてない状態で面接に望むよりも、まず自分でマーケティングに関する何かしらのアクションは起こしましょう。

Web業界では、自分のやりたいことがあるならば、既に自分で何かしらアクションを起こせるものが大半です。口先だけで「やる気があります!」というのは誰でもできますが、本気の人は、自分で何かしらの成果物を作っています。

ブログ運営はマーケティングの実践に最もオススメな方法

マーケティングを一人で実践するならば、おすすめの方法ブログ運営です。

マーケティングを実践するならブログ運営がおすすめ若い人程マーケティングをやった方がいいよ!と力説しています。 「では実際にマーケティングをする」とはどういうなのでしょうか。 ...

ブログであれば自分ひとりでも、マーケティングの経験を多少なりとも積むことができますし、アフィリエイトに取り組むことで、副業として多少のお金も稼げるようになります。

【初心者向け】アフィリエイトの仕組み解説と最初に登録すべきASP5選個人が自立して生計を立てる、もしくはWebで副業して稼ぐためには、マーケティングの考え方が非常に重要になります。 https://...

もちろんマーケティングだけでなく、HTML/CSS等のフロントエンド、サーバー関係のサーバーサイドやデータベースとは何か、といったWeb系の技術についても明るくなります。

初心者のうちは、サーバーやドメイン等でも躓きやすいので。ちなみに健全運営をするなら、おすすめはエックスサーバーで決まりです。

レンタルサーバーは安定性が一番だよねって話【エックスサーバー】レンタルサーバーって何を選べばいいの? という質問を、ブログやWordPress初心者の方から頂くことがあります。 ...

またブログ運営は、結果が出るまでに時間を要するためかなりの忍耐力が必要ですが、自発的にブログに取り組み継続できれけば、自分への自信にも繋がります。

そして、人々が腰を抜かすような偉大な結果は残せなくても問題ありません。例えば、次のことができるだけでも、面接官の印象はかなり変わります(少なくとも私は仰天します)。

  1. 月間10,000PV以上のブログを自分の力で育てる
  2. 3,000文字以上の記事をコンスタントに制作できる
  3. サーチコンソールの分析結果からどんなキーワードで記事を書けばアクセスが増えるか予測できる

流石にここまでは求めませんが、自分自身の行動した結果でしか他者からは信用を得られないということだけは、しっかりと覚えておくことをおすすめします。

マーケティングの仕事内容における向き不向き

マーケティングの仕事をこなす上で特に大切なのは、自分で実践し、得られた結果から何かを学び取り、次の行動に繋げることができるかどうかです。

マーケティングは基本的に数字で全てが決まる世界なので、得られた数字から次にどういうアクションをとるべきか、自分で考えて取り組めるかどうかが重要になります。

以上から、数字を軸に自分で問題解決策を考えて提案ができるかどうかが、マーケティングの仕事内容における適性のポイントの1つになります。

そして、結果を出すために、ひたすら地味な作業に取り組むことができる忍耐強さも求められます。

Webマーケティングに向いてるのはどんな人?適性と求められる能力についてWebマーケティングに興味がある。 けど、Webマーケティングについて知ったとしても、 と、不安に思う人もいるのでは...

志望動機:何故マーケティングを志望するのか

スキルも大事ではありますが、それでもいちばん大事なのはこの部分です。

つまり、「なぜあなたはマーケティングを選ぶのか?」という問いに対して、あなただけの回答を語れるようになること。

人から聞かれることは少ないと思いますが、この部分を自分の言葉で語れるかどうか(つまり自分の答えを用意できるかどうか)で、仕事へのモチベーションだったり、相手の印象に残せる受け答えができるのではないかと思います。

マーケティングの仕事は基本的に地味で目立たないことばかり

よくマーケティングという仕事に対して、過度な憧れや華やかなイメージを持つ人がいらっしゃいますが、決してそんな事はありません。

むしろそれどころか、事務職に匹敵するくらい地味で目立たない仕事も多いです。

例えばリスティング広告の運用では、実際にPC上で広告やGoogle Analyticsの管理・分析をするだけでなく、上司やクライアントから突如レポート作成を求められることもあります。

そして営業職のように大きな成果をとって表彰される、といったことも基本的にはありません。

私の場合

せっかくなので、私の事例を紹介します。

私の場合、大体以下のような回答をしています。

もともと私自身、マーケティングを知識が不十分であったがために、ネズミ講まがいのネットワークビジネスにカモられたり、人からの共感を得られずに孤立した人生経験があり、そして自分と同じような困り方をする人が割と多いことを知りました。

そこで、そんな現状をどうにかしたいという思いからマーケティングに携わることを志し、現在に至っています。

また、自分自身が割りとデータや数字を分析し、そこから仮設を立てて何かするということが好きであると実感した経験もあったので、この仕事が向いているのではないか、楽しくやれるのではないかと思ったこともあります。

ざっと上記のような感じですね。

ちなみに、今でもネットワークビジネスやMLMの類は嫌悪感を催します。

【どうあがいてもクソ】ネットワークビジネスに対する私の考えネットワークビジネス。 この言葉を聞くと、殆どの人がネガティブなイメージを抱くと思います。 例えばネズミ講、強引な押し売り、...

こうした「何故あなたはそれをやるのか」という問いに対する答えをだせるかどうかは、自分自身の過去の出来事を振返ったかどうかにあります。

マーケティングも一つの仕事ですので、人によって向き不向きは必ずあります。

自分が向いてる、楽しいと思えることができるならそれでOKですが、そうでないなら、何故わざわざこの仕事を志望するのかハッキリしないと、モチベーションが続かないかもしれません。

未経験でマーケティングの仕事を目指すなら

新卒採用ならともかく、既卒やフリーター、第2新卒でマーケッター、Webマーケッターを目指すならば、正社員の区分だけでなく、派遣エージェントなども選択肢に入れた方が良いでしょう。

派遣の場合だと、未経験からでもOKな求人を扱っていることがあり、大手派遣会社であれば、派遣先企業もしっかりしているところが多いです(逆に小さい派遣会社は玉石混交なので要注意)。

オススメの派遣エージェントは、エンジニア派遣の「パーソルテクノロジースタッフ」マイナビスタッフです。

どちらも業界大手であるため、運営はしっかりしていることはもちろんのこと、派遣スタッフへのサポート体制も充実しています。

マーケティング職として組織に貢献できるようになれば、将来的に正社員の区分に拘らずとも、フリーランスとして独立もできますし、誰かと組んで事業を起こすことも不可能ではありません。

派遣から始めたとしても、紹介予定派遣で正社員になれるエージェント等もあるので、選りすぐりせずに探してみてはいかがでしょうか。

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最後に

マーケティング職を志望するならば、まずマーケティングの仕事内容から知ることが大事です。

その上で、自分は本当にその道を進みたいのかを考え、そして企業が求めているものが何かを知った上で、自分に足りていないことを補うようにしていけば、職にありつけるのではないかと思います。

ABOUT ME
HaraKit
大阪在住のWebマーケター。20代後半からWeb業界入りし、IT・マーケティングを身につければ、たとえ遅咲きでも人生・キャリアをやり直せることを証明すべく、日々情報発信中です。
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